うつで休職中の過ごし方は「心が向くまま」でいい【うつ体験談2】

海と船
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こんにちは、はりじろー(@kachilogy)です。

今回は、今うつ病になって悩んでいる人、休職中の過ごし方について悩んでいる人に向けて書いています。また、今はうつ病ではなくても、うつで休職になったらどう過ごすものなのかに関心がある方も、ぜひ読んでみてください。

前回は僕が5年前を振り返り、うつ病になるまでの経緯、休職になるまでの話を書きました。今回は、休職中の過ごし方について、僕の場合はどう過ごしたのかを思い出しながら書いていきます。

サーフトリップ

【うつ病体験談】僕がうつ病になった時の話 

2021.02.14

うつで休職中の過ごし方:1ヶ月目はまず休息優先。あとは心が向くままに。

前回書いたように、僕が5年前にうつ病と診断されたのは、4月の末だった。季節は最高の時期で、大型連休に入る寸前だった。

診断書をもらい、上司に連絡をした。もう確か電話する気力もなくてメールだったと記憶している。僕の会社は社員数も多いし、こうした手続きも整備されていて、連絡後、診断書を会社に郵送し、そのまま休職に入ることになった。

休職してすぐの1、2日は、ほぼ寝ていた。なぜあれほど眠れたのかわからないけど、死んだように寝ていた。起きている時間も、脳は寝ているような感じだった。

危なかったんだな、と思う。

僕がうつ病になったのは、もう本当に「強制終了」だったんだろうな、と思う。ブレーカーが落ちたみたいな感じだろう。

食事はきちんと取れた記憶がある。ただ、何が食べたいとか、美味しいとか、そういう感情は無かった気がする。

3、4日すると、「何かしなきゃいけない」と思うようになった。でも何をしたらいいのかわからないし、矛盾するようだけど、何もしたくない。何かしなきゃ、と思うんだけど、何もしたくない。なんで家でじっとしているんだろう、という変な罪悪感のようなものも感じ始める。

5、6日くらいの頃だと思うけど、少しずつ外に出るようにした。僕がラッキーだったのは、自然に恵まれた環境だったってことだと思う。(このあたりのことは、うつを克服するヒントとしてまとめて書きたいです)5月初旬といえば初夏の陽気で、鳥が賑やかに鳴き出し、本能的に、「外の空気に触れると心地いい」ということを思い出させてくれる。こんなにのんびりするのも久しぶりだな、と思った記憶がある。

発症から一週間後。心療内科に2度目の通院。

先生から、この一週間どう過ごしたかを聞かれた。僕は、前半はほとんど寝たり休んだりで、後半は少し散歩をしたりして過ごしたと答えた記憶がある。

僕は、なぜうつ病になってしまったのか、どのように過ごせばいいのか、といったことを色々聞こうとした。でも、(正確な記憶では無いかもしれないけど)そういうことは今はどうでも良いってことを言われた。休むことが一番重要だし、出かけたいと思ったら出かければいいし、したいようにすればいい。そんなことを言われたと思う。

したいようにすればいい。

そうだ。

僕は何年も「しなきゃいけないこと」「すべきこと」に囚われて生きてきたんだ、とぼんやりと思った。

それから僕は、心が向くままに過ごそう、と思った。この休職期間は、休みたい時には休めばいいし、食べたい時には食べればいいし、外に出たい時には出ればいい。

5月の連休も終わり、子供達も学校が始まった。でも僕は会社に行く気配が無い。「あれ?会社は?」「ああ、これからしばらく家で仕事することが多いんだ」そんな感じで、心配させないようにした。

この頃は、夕方に時々海辺に行った。徒歩圏内に海がある、というのは、本当にありがたいことだと思う。仕事の事が頭に浮かんでしまったり、不安になったりするけど、海をぼーーっと見つめて、何も考えないようにした。

5月の終わりになり、「とりあえず」と言われた休職期間が終わる時期になったけど、僕はまだ近所しか出歩けない状態だった。当然、休職期間は延長となった。

うつで休職中の過ごし方:2ヶ月目、3ヶ月目は、「したい」と思えるなら少しづつ行動範囲を広げて。

6月、7月になり、少しづつ行動範囲を広げるようにした。車だけでなく、電車に乗って少し遠くのカフェや図書館で半日過ごしたりし始めた。

この頃、僕はある分野の勉強を黙々とやっていた。仕事代わりに黙々と取り組んでいたんだろう。何をやっていたかというと、まあ結局それはやめたので伏せておく。

8月、9月くらいもそんな調子で、あえて家から離れた場所まで行って、黙々と興味のある分野の勉強をしていた。休日には外でなるべく気晴らしをして過ごした。

でも、会社に通勤するために電車に乗ること、また同じように仕事に戻ることは、到底できないと思った。会社のルールでは、原則、休職をした場合は元の部署に一旦戻ることになっている。

想像しただけで、動悸が早くなり、息苦しくなった。そんなだったので、8月も9月も休職は続いた。

ただ、そんな不安を除けば、僕のうつ病は相当軽くなっていたと思う。

うつで休職中の過ごし方:4ヶ月目、5ヶ月目は、「戻りたい」と思えるなら復職に向けた準備を。

9月の終わり頃になり、転機が訪れた。異動の話が持ち上がったのだ。僕が入社した頃から世話になっている人から、「うちの部署に来ないか」と声をかけてもらったのだ。人事を通じてその話が届き、僕は本当に、「ああ、これで戻っても大丈夫かもしれない」と思えた。

10月に入る前くらいから、少しづつ通勤練習を始めることになった。これは会社のルールで、以前と同じような時間に電車に乗り、会社の建物まで行き、どこかの図書館やカフェで1日過ごして、退社時間に家に帰る、というもの。

これ、やった人はわかると思うけど、意味が無いですね。だって原因は「建物の中」にあるんだから。入ってからが問題なので、トレーニングにはならないと思う。とはいえ、体力的な「慣らし」にはなりますね。

ともかく、10月末、僕はついに復職を果たしました。

やっぱりドキドキしたし、「どう思われてるかな」「恥ずかしいな」と思ったけど、会社の人たちは本当に温かく迎えてくれて、事情を知って居る多くの人たちから握手されて。事情を知らない人に対しても、いい意味で開き直って、「5ヶ月休んでましたんで!」と言うようにした。

周りが色々気を使うよりも、開き直って「ちょっとメンタルやられて休んでました」と言っちゃった方がいいな、と思ったし。

まとめ

僕が伝えられる、うつで休職中の過ごし方は、こんな感じです。あくまで僕の5年前のケースではありますが。

僕は、この話題に触れることをずっと無意識のうちに避けていました。なぜなら、このブログ「かちロジー」は、「人生を楽しむ」「価値あるものにする」ということを目指して書いていますし、読んでくれた方にも少しでもそうしたヒントを届けたい、という気持ちで書いているから、「こんな話題を書いたら嫌がられるんじゃないか」と思ったからです。

でも、これは前回、【うつ病体験談】僕がうつ病になった時の話 でも書きましたが、自分の身に起こった出来事に向き合わなきゃいけない、と思いました。そして、僕がうつ病の体験談を書くことで、もしかしたら誰かを助けることができるかもしれない。同じように苦しんでいる人の役に立つかもしれない。そう思って、うつ病の体験談を書くことにしました。

また改めて今度は、こうした体験を通じて、うつを克服するヒントをまとめたいと思います。

追記:書きました!!→うつを克服する5つの方法【ステップ別】【うつ体験談3】

空と風船

うつを克服する5つの方法【ステップ別】【うつ体験談3】

2021.02.24
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