こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
「人間到る処青山有り」っていう言葉の意味をこれまで完全に間違えて憶えていました。
調べてみてよくわかったので、詳しくまとめます。
スポンサーリンク
「人間到る処青山有り」の意味を、完全に間違って憶えていた
「人間到る処青山有り」
初めてこの言葉を目にしたのは、今から5年くらい前。
父親からのメッセージに書いてあったんです。
僕はうつになってしばらく会社を休むことになったんだけど、それを聞きつけた両親が僕たち家族が住む家まで、僕の様子を見に来てくれたんですね。
その後、詳しくは憶えてないけど「ゆっくり休め」的な言葉と共に、「人間到る処青山有り、だよ」というメッセージをもらった記憶があります。
こんな言い回しを聞いたことがなかったし、もちろん自分自身が使ったことは一度も無かったので、正直言ってこの言葉の意味を知らなかったんですね。
でも、なんとなく勝手な解釈として、全く調べずに、
「人の人生というのは、その時々で辿り着いた(到った)場所に、きっと素晴らしい場所(青山)があるものなんだ」
ということなんだろうな、と認識していました。
ほら、なんか語感的にそんな感じがしませんか?
漢字からして、そんなニュアンスなんだろうな、と。
で、その意味に自分が納得してしまっていたので、わざわざ調べることはせずに、「良いこと言うなあ、親父は。」って思ってました。
それで、ふと本当についさっき調べたんですが、全然違ってましたね。
ごめん、親父。
スポンサーリンク
「人間到る処青山有り」の意味は?
思い込みってのは本当に怖いですね。
きちんと調べてみたら、思っていた意味と全然違ってました。
「人間到る処青山有り」の意味を、調べてみると、まずこちら。
骨を埋める場所は、どこにでもある。大望を実現するためには、故郷にこだわらず、広い世間に出て活動すべきである、ということ。
引用:コトバンク
もうちょっと詳しい解説がないか調べてみました。
こちらにありました。
人はどこにだって骨を埋める地があるものだ。故郷ばかりが死に場所ではないのだから、志を持って郷里を出、おおいに活躍すべきである、ということ。
引用:weblio
なるほど、そういう意味だったのか・・。
僕は、当時、うつになって会社を休んで、もう会社なんて辞めたいと思ってたんですね。多分、そういったことを両親にも伝えていたんだと思います。
家庭もあるし先のことは色々不安だけど、とにかくもうやってられない、そんな感じでした。
それに対して、親父が後からくれたメッセージが、「人間到る処青山有り、だよ」というもの。
今になって、意味がよくわかりました。
今の会社ばかりじゃない。思い切って飛び出して挑戦してごらん。そんなことを言ってくれてたんだなあ・・。
当時はちゃんとわかってなくてごめんよ。
ということは、だ。
「人間到る処青山有り」の、「到る処」は、「そこらじゅうに」の意味として使われる「到る処」なんですね。
で、「青山」は、これ「人が骨を埋める土地」という意味なんだそうです。
青山とは
人が骨を埋める土地。
引用:goo
「青々とした綺麗な山」かと思っていましたが、全然違いました。
スポンサーリンク
「人間到る処青山有り」の由来は?
由来についても調べてみました。
月性という江戸末期の僧が著した詩に由来する言葉。
引用:weblio
ということで、詩が由来の言葉なんですね。
「人間到る処青山有り」の読み方は?
いやまさか読み方は間違ってないだろうと思いつつ調べてみましたら、間違ってました。
「人間到る処青山有り」の読み方は、
じんかんいたるところせいざんあり
なんですよ。
いやもう完全に勘違いしていました。
「にんげんいたるところあおやまあり」
かと思ってました。
「人間(じんかん)」は、世の中、人々の間、という意味なので、読み方も「じんかん」なんですね。
思い込みは怖いです。
まとめ
今回は、「人間到る処青山有り」の意味と由来、そして読み方について調べてまとめてみました。
なんとも深い意味のある言葉でした。
全く別の意味だと思い込んだままこれまで過ごしてきましたのでわりと驚いているところです。
では!