こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
都内から葉山に家族で移住してから、丸10年が経ち、11年目に突入しました。
時々いろんな人から「葉山って住みやすいの?」といったことを聞かれます。
今回は、そんな疑問に答える意図もあって「葉山の住みやすさ」について、移住して11年目の目線で、良い点も悪い点も書いてみたいと思います。
葉山への移住を検討している人や、葉山の住みやすさについて気になっている人、興味がある人がいたら、参考にしてもらえるとありがたいです。
先に、結論を言ってしまうと、僕自身は葉山の住みやすさは最高だと思っています。ことあるごとに、「葉山っていいなあ」「葉山に移住して良かったなあ」と心底思います。
とはいえ、住みやすさの基準というのは、人により違ってくると思います。なぜなら、人生や生活において何を重視するか、何に価値観を置くかによって変わってくるからです。
この記事は、そうした「違い」も考慮しながら、良い点も悪い点も網羅したつもりです。
では、早速読んでみてください。
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葉山の住みやすさは最高!と思うこと7つ
まずは、葉山の住みやすさは最高!と思うことを7つ書きます。
自然が豊か。すぐそばに綺麗な海があり、山に囲まれている。
都内への通勤、通学が可能な圏内にありながら、葉山は本当に驚くほど自然が豊かです。
町は相模湾に面していて、綺麗で穏やかな海岸が続いています。
森戸海岸、真名瀬海岸、一色海岸、大浜海岸と続き、長者ヶ崎へ。
中でも一色海岸は「世界のビーチ100」に選ばれたビーチ。この一色海岸に面して、天皇皇后両陛下・皇族の御用邸があります。
11年前に、移住先を検討していろんなエリアを見てまわったのですが、ここ葉山の一色海岸に立ち寄った際に、当時まだ幼かった息子たちが大はしゃぎして遊ぶのを見て、葉山への移住を決めました。
そして葉山には海だけじゃなくて、山もあります。というか、山に囲まれている感じです。
仙元山や三ヶ岡山など、手付かずの自然を残して、鳥たちも沢山いて、家族でもハイキングを楽しめるような山です。
葉山の住みやすさは最高!だと思うことの一つ目は、海と山に囲まれた自然豊かな町だということです。
地元産の美味しい食材が豊か。
海と山という自然に恵まれた葉山には、地元産の美味しい食材が沢山あります。
新鮮な魚や野菜が、朝市をはじめ、町のお店で売られています。
また、ブランドとして有名なのは葉山牛ですね。高級なので特別な時にしか食べませんが、それはもうとろける美味さ。
葉山は三浦半島の一部なので、三浦半島全体を地元とみれば、横須賀市・三浦市の広大な畑で取れた野菜も沢山あります。三浦大根とかね。
さらに足を伸ばせば、屈指のマグロの漁港、三崎港があります。なので、葉山でも三崎のマグロを食べることができますし、三崎港まで出かければ、いくらでも絶品のマグロにありつくことができます。
東京と比べれば、夏は涼しく冬は暖かい。
ここ葉山に御用邸がある理由は、風光明媚で、気候が過ごしやすいからです。かつてこの地を皇族の保養地にしたのは、そうした理由があったと、御用邸の歴史についての文書で読んだことがあります。
実際に、東京と比較すると、夏は涼しく、冬は暖かいです。
夏は涼しい、と言ってもそれなりに暑いことは暑いのですが、都内で感じるような、コンクリートに反射されるような酷い暑さや、夜もずっと暑いというようなことがありません。夜なんか、窓を開ければ涼しすぎる日があるくらいです。
そして冬も同じように、それなりに寒くはなりますが、都内ほどではありません。
この夏と冬の過ごしやすさは、やはり海からの風や山に囲まれていることによって、保たれているようです。
のんびりした空気感。
都内で仕事をして葉山に戻ってくると、なんとも言えないのんびりとした空気感に癒されます。
海沿いならではの、のんびりした空気が流れる町ですね。
沖縄では「島時間」という言葉を聞いたことがあります。なので葉山の場合は「葉山時間」とでも言うべきでしょうか。
この感覚は、実際に住んでみないと伝わりにくいかもしれません。
治安が良い。
葉山は治安が良い町です。
理由の一つに、御用邸があるということもあると思います。警護する警察官も多く、治安が良いのではないかな、と。
御用邸の話ついでに言うと、皇族の方とお会いする機会も結構あります(コロナ禍で、最近は減った気がしますが)。
僕自身は、上皇、上皇后両陛下がまだ天皇皇后両陛下だった時に、一色海岸でお会いして、お話をしたことがあります。
また、海で家族で遊んでいる時に、まだ幼かった悠仁さまと紀子さまにお会いしたことがあります。
そんな町です。
治安の話に戻ると、そもそも葉山にはパチンコ、カラオケ、ゲーセン、チェーンの居酒屋といったものが皆無です。これは、条例などによる規制や、住民の意思で、そういったものが営業できないということでしょう。
子育て環境が良い。
ここまでで紹介したように、自然に恵まれ、過ごしやすい気候で、治安の良い町ですから、子育て環境としては抜群だと思います。
僕自身は東京の下町で生まれ育った人間です。なので、都内の良さも良くわかっています。
それでもやはり、自然に恵まれた葉山での子育て環境は最高だと思っています。
子育て環境については、こちらの記事でもっと詳しく書いていますのでぜひ読んでみてください。
オシャレで美味しいお店がたくさんある。
たびたびテレビなどでも紹介されるので結構知ってる方も多いと思いますが、オシャレで美味しいお店がたくさんあります。
こうしたお店については、テレビをよく観る人の方が地元民よりよっぽど詳しかったりしますね。かくいう僕も、それほど詳しいわけではありません。
葉山の場合、ゆるい感じで気楽に入れるお店が多いのも特徴かと思います。
当ブログ内でもいくつかのお店の紹介をしていますので、葉山&三浦半島情報カテゴリーでぜひ確認してみてください。
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葉山の住みやすさで、人によってはイマイチだと思うこと2つ
ここまで、葉山の住みやすさは最高!と思うことを7つ書いてきましたが、ここからは、人によってはイマイチかも?と思うことを2つ書きます。
交通の便は良くない。
葉山から都内へ出たり、都内から来たりするための交通の便はあまり良くないです。
まず、葉山には電車の駅はありません。
最寄りの駅は、JRの逗子駅もしくは京急の逗子・葉山駅(少し前までは新逗子駅という名前でした)。
それらの駅までは、車もしくはバスで行くことになります(もしくはバイクや自転車)。
通勤・通学で毎日のように都内などへ出かけるのであれば、葉山に住むにはそれなりの覚悟が必要なことは確かです。
ですが、確かに不便ではあるものの、ちょっとした工夫次第で、だいぶ快適に通勤・通学をすることも可能です。
葉山から都内への通勤(通学)事情については、こちらの葉山から都内への通勤方法は?辛いの?移住して10年目の機会にじっくり検証してみたという記事で詳しく書いていますのでぜひ読んでみてください。所要時間や、快適に通勤・通学をする方法をご紹介しています。
大きなお店や、繁華街はない。
先ほどの治安についての項目でも書きましたが、景観条例や町の条例の関係、地元民の意思もあり、都会にあるような大きなお店を建てることができません。
さらには、パチンコ、カラオケ、ゲーセン、チェーン店の居酒屋などの遊興施設は皆無です。
おそらく営業できないのでしょう。
「それじゃつまらん」という人にはイマイチなポイントなのかもしれません。
でも、葉山には無くてもお隣の逗子まで出ればありますし、ちょっと横須賀まで出かければいくらでもあります。
これをどう考えるかは人によると思いますが、僕自身は、住まいの近くにそうしたものは無いほうが静かでいいと思っています。都内だって、閑静な住宅街の方が人気ですよね。
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まとめ
今回は、「葉山の住みやすさ」について、移住して11年目の目線で、良い点も悪い点も書いてみました。
冒頭にも書きましたが、僕自身は葉山の住みやすさは最高だと思っています。
とはいえ、住みやすさの基準というのは、人により違ってくると思います。そうした「違い」も考慮しながら、良い点も悪い点も網羅したつもりですが、あくまでも僕自身や、僕の家族、僕の周りの親しい葉山住民の目線での内容となっています。
葉山への移住を検討している人や、葉山の住みやすさについて気になっている人、興味がある人にとって、参考になれば嬉しいです。
では!