人生初!鼻から胃カメラを入れた感想と体験談を書いておく

看護師さん

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はりじろー(@kachilogy)です。 
 
 
つい先日、生まれて初めて鼻から胃カメラを入れるという、僕にとってはセンセーショナルな体験をしました。
 
 
興奮冷めやらぬうちにその感想を書いておきます。
 
 
 
 
・鼻から胃カメラを入れるのってどんな感じだったのか
 
 
・どんな手順でやっていくのか
 
 
・痛いのか
 
 
・ラクなのか
 
 
そういったことについて、実体験と感想を書いていきます。
 
 

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鼻から胃カメラを入れるという検査の前日までの心境

 
もうね、生きた心地がしないとまでは言わないけど、ソワソワしてました。
 
 
だって、鼻から胃カメラっすよ。
 
 
というか、胃カメラ自体が初めて。口からの胃カメラもまだやったことない。
 
 
その前に、そもそも人間ドック自体がまだこれで通算2回目。
 
 
前回はバリウム検査を中途半端にやって終わっているだけ。
 
 
鼻からの胃カメラは口からの胃カメラと比較して、だいぶラクらしいとは聞いてはいるけど、それでも妙にソワソワする。
 
 
正直、前日まで落ち着きませんでした。
 
 
「胃カメラこえーよー」
 
 
「オエッてなるかな・・・オエッて。」
 
 
って、家でもずっとウロウロしてました。
 
 
子供かよ!
 
 
それでも無常にも検査本番当日は近づいてきます。
 
 
前日はちゃんと、注意事項どおりに21時までに食事を済ませておきました。
 
 

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いよいよ検査当日。鼻からの胃カメラの流れと実体験と感想。

 
いよいよ人生初の胃カメラ。
 
 
胃カメラは人間ドックのラスト。結びの大一番でした。
 
 
クリニックの中の、胃カメラゾーンに行くと、まず最初に簡単に説明を受けました。
 
 
リラックスさせようとリラックスできるイスに座らされるんだけど、逆になんだかドキドキしてくる。
 
 
「胃カメラは初めてなんですね?」
 
 
「初めてです・・・」
 
 
「・・・・・力を抜いてリラックスしてれば、すぐに終わりますよ」
 
 
「・・・・はい・・・」
 
 
その後、カーテンで囲まれた前措置室に移動し、そこで前措置をしてもらいました。
 
 
最初は、鼻の中にスプレーで何やら噴射してもらいます。
 
 
看護師さんによれば、
 
 
「これは鼻の通りを良くするスプレーです。」
 
 
とのこと。
 
 
実は僕は元々鼻の通りがあまり良くないほう。
 
 
なので、あまりにも鼻が詰まっているときや、鼻水がひどいときは、普段から市販のスプレーを噴射しています。
 
 
そういうのもあって、この処置は別になんともない。
 
 
むしろ快適なくらい。
 
 
問題はこの次の処理からでした。
 
 
「次は、このゼリー状の薬剤を鼻から入れていきますね。」
 
 
今度はゼリーです。
 
 
鼻からゼリー。
 
 
「はい、鼻からどんどん吸ってくださいね。吸い上げてくださいね。」
 
 
吸い上げる??
 
 
吸い上げる????
 
 
鼻に入ったゼリーを奥に吸い込めってことです。
 
 
ズッ
 
 
ズズッ
 
 
ズルズル・・・。
 
 
「・・・・ゴアッ!!!!」
 
 
当たり前だけど、どんどん鼻から口や喉に入ってくる。
 
 
「はいはい、口のほうに来た分は口から出しちゃってくださいねー。飲み込んでも別に害は無いので、飲み込んでもいいですよー。」
 
 
「・・・・オエッッ!!!!」
 
 
「喉を通るときにちょっとオエってなっちゃいますけど、リラックスしてくださいねー。」
 
 
で、結構な量を鼻から入れてくる。
 
 
どうもこれは麻酔らしい。
 
 
鼻と喉がボワーンとした不思議な感じになってきます。
 
 
「気持ち悪かったら、どんどん口から吐き出しちゃってくださいねー。」
 
 
めっちゃ気持ち悪いわ!!!
 
 
不味いし!!
 
 
でも優しく応援してもらいながら、なんとか落ち着いてきます。
 
 
少し待った後、今度は最後に、20センチくらいの長さの管を鼻に差し込まれていきます。
 
 
痛っっ・・・・くない・・・。
 
 
割と平気です。
 
 
違和感はあるけど。
 
 
「この後検査になりますけど、入れるのはこれと同じくらいの太さのカメラですよ。この感覚が何分か続く感じになります。リラックスしてればすぐに終わりますよ。」
 
 
ほほう。
 
 
どうやらこれなら乗り切れそうです。
 
 
次はいよいよ本番。
 
 
検査室に入っていきます。
 
 
検査技師は二人の若くて可愛い女性。
 
 
ここはなんとしても、平然と済まさねばならない。
 
 
スマートに。
 
 
でもコワイ。コワイ。コワイ!!!
 
 
でも落ち着け。
 
 
カッコつけろ。
 
 
「そこに、横を向いて寝てください。モニターが見れるように横を向いてくださいね」
 
 
「えっ・・・自分でモニター見るんですか!?」
 
 
「なかなか体内を見る機会って無いですからね。皆さん、興味深くご覧になってますよ」
 
 
まじか。
 
 
「じゃあ今からカメラ入れていきますね。リラックスして力を抜いてもらえれば、すぐに終わりますからね。もし、鼻から入らなければ、口からに変更してみますね。」
 
 
「・・・ちょっと待って!!鼻から入らなかったら中止でいいっすよ!!」
 
 
「皆さん、口からでも結構スムーズにできてらっしゃいますよ」
 
 
「いやいやいや、いいっすから!鼻オンリーで!!鼻からダメなら、また来年で!!」
 
 
「・・・わかりました」
 
 
ああ、完全に取り乱した・・。
 
 
口から胃カメラもやったことが無いから、わからないけどね。
 
 
でも、鼻からよりキツイって聞いているから。
 
 
胃カメラ検査女子の前でカッコつけたかったのに、もうだめだ・・・。
 
 
で、ふと気づくと、すでに入ってきてる。
 
 
何が、って鼻にカメラが。
 
 
スルスルスルっと。
 
 
神業か。
 
 
「ホォウェッッ!!!」
 
 
喉を通る瞬間、めっちゃオエってなって、自分とは思えない声が。
 
 
涙と鼻水と唾液は全部、垂れ流しです。
 
 
そうするように言われてるんで。
 
 
もう一人の女性が、背中をさすってくれます。
 
 
恋に落ちそうです。
 
 
で、喉元過ぎればっていうのは本当に良く言ったもので、その後は結構平気。
 
 
なんかモサモサと違和感はあるけど、苦痛とかは無いです。
 
 
モニターには自分の体内。
 
 
技師の女性が、色々と解説してくれます。
 
 
「ここが胃の天井ですよ」
 
 
「ここが十二指腸ですよ」
 
 
とか。
 
 
鼻からの胃カメラだったので、割と普通に会話できたんで、
 
 
「体ん中って、結構キレイな色してるんですねー」
 
 
と感想を述べてみた。
 
 
少しすると、
 
 
「今から中を膨らませるために、空気を入れていきますねー」
 
 
とのこと。
 
 
「ちょっとお腹が張ってきますけど、ゲップしないで我慢してくださいねー」
 
 
確かにだんだん腹部が張ってくる気がしてくる。
 
 
でも、バリウム検査みたいな不自然な感じはないです。
 
 
「胃腸にはヒダがあって、シワシワになってますから。そういうヒダに悪いものが隠れてると見えませんので、こうやって膨らませて、シワを無くして、全部見るんですよー」
 
 
確かに、シワシワが無くなって、胃だか腸だかわからんけど、ツルツルとしてきた。
 
 
「あっ」
 
 
「えっ?」
 
 
「ちょっと白いツブがありますね。でも、全く気にしないでいいです」
 
 
「あっ」
 
 
「えっ?」
 
 
「ちょっと赤くなってるところが見えますか?これも、ちょっと空腹とかの関係で赤くなってるだけですから気にすることないですよ」
 
 
とにかく、全く気になる症状は無いようです。
 
 
「はい、これで検査は終了です。じゃあ、今からカメラを抜いていきますからねー。ゆっくり深呼吸をしててくださいねー。」
 
「スーーーハーーースーーーハーーー」
 
 
ズルズルズルズル・・・・
 
 
最後、喉にカメラの先端が触れた感じがして、オウッてなりかけましたが、大体すんなりカメラが抜けていきました。
 
 
・・・・。
 
 
・・・・。
 
 
終わった・・・・。
 
 
終わりました・・・・!!
 
 
やったよ!! 僕、やったよ!!!!! 
 
 

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まとめ:鼻からの胃カメラはキツイけど、思ったよりもマシだった

 
ここまで読んでいただいた人には、
 
 
「いやお前だいぶ苦しんでたじゃねえか!」
 
 
って突っ込まれると思うんですけど、正直、もっともっとキツイことになるのを想像してました。
 
 
キツイな、と思ったのは前措置のゼリーと、カメラをまさに入れるときだけ。
 
 
それも、時間にすればほんのちょっとの間だけです。
  
 
思ったよりはマシだったな、というのが感想です。
 
 
これから胃カメラを受診しようと検討している人は、ぜひ鼻からの胃カメラを試してみてはどうでしょう?
 
 
でも・・・その病院や担当の技師によっても、ラクかどうかは違いが出そうですねー。

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