こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
KADOKAWA・ドワンゴが運営しているネットの高校、N高等学校・S高等学校(N高・S高)。
とても人気の高校で、我が家の次男(中3)の進学先の有力候補です。
現在、説明会に参加したり個別相談を受けたりなど、絶賛情報収集中です。
興味を持っている方はご存知だと思うんですけど、N高・S高には、コースなど色々な選択肢があって、まずはそうした全体像や違いを理解しないといけないんですよね。
公式サイトや学校案内では非常に丁寧に説明して頂いているのですが、情報が多くて混乱している方もいるんじゃないでしょうか?(僕も最初はそうでした)
特に、
- コースの違いを比較してわかりやすく教えてほしい
- 自分や自分の子供におすすめのコースはどれ?
という方、結構多いんじゃないでしょうか?
そこで、今回は、N高・S高のコースの選び方について、個別に相談して聞いた内容も踏まえて、まとめてみました。
コースの違いを比較して、なるべくシンプルにわかりやすく解説していきます。なお、コースの違いについて理解をするために、全体像や関連する情報についても整理していますので、ぜひ読んでみてください!
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まずはN高等学校・S高等学校の全体像をざっくり解説!
まずは、N高等学校・S高等学校の全体像をざっくり解説します。要点を絞って、3つだけ!!
- 「N高・S高」と高校が2つあり、どちらかを選んで入学することになる
- どちらの高校にも、4つのコースがあり、どれかを選んで所属することになる
- 4つのコースのどれを選んでも必修科目があり、その部分は普通科と普通ベーシックに分かれている
ざっくり掴めましたでしょうか?
上記の3点を順番に解説していきますね。
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N高とS高の選び方
N高とS高については違いについては、N高とS高の違いは?【詳しく解説】本校の場所とスクーリングの日程だけじゃない!?という記事でも書いていますが、違いは基本的に無くて、本校の場所が違うだけ。
N高かS高かどちらを選ぶかについては、要するに、2年次に行う合宿形式のスクーリング(対面式の授業)を、沖縄で参加したいか茨城で参加したいかで選ぶということになります。
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4つのコースの選び方。おすすめのコースは?違いを比較して解説!
N高・S高には4つのコースがあります。それは、
- ネットコース
- 通学コース
- オンライン通学コース
- 通学プログラミングコース
でして、それぞれの違いを把握して、比較して選ぶ必要があります。
ですが、その前に!!
そもそもの「位置づけ」「基本」を押さえておく必要があります。
ここ、結構重要です。
ここを押さえておくと、コースの相互関係が理解しやすいです。
その「位置づけ」「基本」は以下のとおり。
- 高卒資格を取得するための基本的な学習(必修授業)は、ネットコースだけで完結する
- どのコースを選んでも、ネットコースの授業を受けることになる
- ネットコース以外のコースを選んだ場合は、ネット上での基本的な学習(必修授業、課外授業)に加えて、通学があったり、プラスアルファの授業があったりするということ
- ネットコースが「高校」の部分で、他のコースは「塾」の部分という位置づけ
ということです。
なお、これはN高の方から直接伺った内容です。
上記を踏まえて、各コースについて解説していきます。
ネットコース
好きな時に好きな場所で、ネット上で授業を受けることができ、高校卒業資格を取得することができるコースです。
必修授業以外にも、課外授業、特別授業などが色々あり、これらは任意で受講することができます。
ネットコースと言えど、決められた日数のスクーリング(対面授業)があり、これには参加する必要があります。
スクーリングは、1・3年次に7日間程度、2年次は8〜9日間程度(本校スクーリング含む)です。
なお、スクーリングについての情報は別途記事でまとめます。
4つのコースのうち、どのコースを選んでも、このネットコースで必修授業を受けることになります。
要は、ネットコースには全校生徒が所属することになるわけです。
通学コース
全国のキャンパスの中からキャンパスを選んで所属し、そのキャンパスに通学するコース。
必修授業や課外授業などについては、ネットコースと同じものを受講することになります。
通学頻度は、週に5日、3日、1日から選択します。
所属するキャンパスに通学して、他の生徒と一緒にプロジェクト学習などを行います。
この「通学してリアルに他の生徒と交流して学ぶ」部分が、ネットコースに「追加」されているコースと考えるとわかりやすいかと思います。
通学コースでも、決められた日数のスクーリングがあり、これはどのコースも共通です。
オンライン通学コース
2021年4月に開設された、オンライン上で通学するコースです。
通学頻度は、週に3日か1日、どちらかを選択します。
プロジェクト学習などを、オンライン(ZOOMなど)で他の生徒と繋がりながら行なっていきます。
必修授業や課外授業などについては、ネットコースと同じものを受講することになります。
「オンライン上で通学して、他の生徒と交流して学ぶ」部分が、ネットコースに「追加」されているコースと考えるとわかりやすいかと思います。
決められた日数のスクーリングがあり、これはどのコースも共通です。
通学プログラミング
代々木か梅田のキャンパスに、週に5日、ガッツリ通学してプログラミングを学ぶコースです。
かなりしっかりプログラミングについて学ぶコースのようで、「ちょっと興味がある」程度の人ではなく、むしろ「すでにプログラミングを学んでいて、基礎的なことがわかっている人」とか「初めてだが、ガッツリ学んでプロフェッショナルを目指す人」向けです。
必修授業や課外授業などについては、ネットコースと同じものを受講することになります。
決められた日数のスクーリングがあり、これはどのコースも共通です。
選び方とおすすめのコースは?
ここまでで、各コースのおおよその特長が掴めましたでしょうか?
「じゃあ、私はどのコースがおすすめなの?」「うちの子供におすすめなのはどのコース?」ということについてですが、選び方とおすすめのコースとしては、下記のとおりです。(個別相談などを踏まえて、掴んだ内容です)
ネットコースがおすすめの人
- 自分がやりたいことに使う時間をたっぷり取りたい。授業以外の時間を、他のことに使いたい
- 学費を抑えたい
- 人と交流したり、通学することが苦手、あまり好きじゃない、疲れる
通学コースがおすすめの人
- やっぱりリアル通学して、みんなと会いたい
- 全国のキャンパスのいずれかに通える場所に住んでいる。もしくは寮に入るか引っ越しても構わない。
オンライン通学コースがおすすめの人
- 自分がやりたいことに使う時間をたっぷり取りたい。授業以外の時間を、他のことに使いたい
- リアル通学するのは疲れるし、あまりしたくない。でも、時々人との交流はしたい。
通学プログラミングコースがおすすめの人
- プログラミングをガッツリ学んで、プロフェッショナルになりたい
- 代々木か梅田のキャンパスに通える場所に住んでいる。もしくは寮に入るか引っ越しても構わない。
学費なども検討する必要があると思いますが、「どんな人」「どんなことをしたい」という切り口では、上記のような感じです。
なお、学費については別の記事でまとめます。
普通科と普通科ベーシックの違い
全員が所属することになるネットコース部分が普通科と普通科ベーシックに分かれています。
言い換えると、どのコースを選んだとしても、普通科か普通科ベーシック、どちらにするかを選択する必要があります。
普通科を選ぶとVRを使って授業を受けることができる、というのが主な違いです。
学費面でも違いがあり、普通科の方が高くなっています。
まとめ
今回は、N高・S高のコースの選び方についてや、おすすめのコースについて書きました。そして、コースについて理解をするために、関連の情報も盛り込みました。
結果として、
- N高とS高の選び方
- 4つのコースの選び方。おすすめのコースは?違いを比較して解説
- 普通科と普通科ベーシックの違い
について、解説する記事になりました。
なお、保護者にとって重要な検討材料である学費については、別の記事で書こうと思います。
我が家にとっても切実な問題ですし。
また、スクーリングについては、キャンパスの場所と混同しがちですし、こちらも別の記事で書こうと思います。
では!