人間誰でも、「恐怖」って感じますよね?
単純に、身に危険が迫った時にも恐怖を感じるものだし、まだ起こってもいないことにも恐怖を感じたりします。
どんなときにも恐怖を全く感じない、という人は滅多に居ないでしょう。
でも、逆に、極度に何事にも恐怖を感じてしまうというのも厄介ですよね。
この記事では、そうした恐怖心を克服する方法について書いていきます。
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恐怖を感じている自分を認めてあげることが第一歩
沸き起こってくる恐怖心を「消そう」「忘れよう」というのも、あまり良いことじゃないと思うんですね。
結局、自分の気持ちや心に嘘を付いているようなものですから。
「怖くない、怖くない」「できる、できる」って暗示をかけたりしても、結局、ごまかしているだけ。
むしろ、「今、自分はどんな恐怖を感じているんだろうか」ってことに意識を向けてみることが大事なんじゃないかと思います。
客観視してみる感じですね。
「明日のプレゼンでうまくしゃべれない状況になってしまうことを恐れている」
「来週の試合で、シュートを外してしまうんじゃないかと怖がっている」
こんな風に、まずは「自分は今、恐怖を感じているんだな」ということを事実として受け止め、さらに、「どんな恐怖を感じているのか」を認識することが、第一歩として大事なんじゃないかと思います。
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「成功のリハーサル」をする
自分が感じている恐怖を認識して、恐怖の存在を認めた上で、「成功をイメージする」ことが大事なんだと思います。
これを、「成功のリハーサル」とでも呼んでみましょうか。
「僕は、明日のプレゼンでうまくしゃべれない状況になってしまうことを恐れている」
だから、
「ベストを尽くして練習して、あとは、うまくしゃべれているイメージをしよう!」
というふうに、「うまくいくリハーサル」をすることが必要です。
恐怖を認めた上で、最善を尽くす方に意識を傾ける。
意識をずらす、という感じでしょうか。
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頭の中で「失敗のリハーサル」をやっちゃってない?
ところが往々にして、ついこれと逆のことをやってしまいがちなんですよ。
逆のことっていうのは、「恐れていることが現実に起こったらどうしよう?」と考えてしまうことです。
「もし失敗したらどうしよう?」って考えることは、頭の中で「失敗のリハーサル」をしちゃっているってことです。
「明日のプレゼンで、うまくしゃべれなかったらどうしよう」と考えてしまう。
「来週の試合で、シュートを外してしまったらどうしよう」と考えてしまう。
それって、「失敗することをリハーサル」してしまっているということです。
これって、考えてみるとそれこそ失敗の確率を上げてしまう方法だと思うんですよ。
まとめ
恐怖心を克服する方法、というより、恐怖心を乗りこなすとか、恐怖心とうまく付き合うとか、そういう表現のほうがしっくりくるかもしれません。