こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
「まあ、最後は腹をくくるないだろう」
などと重々しく上司が発言したときに、
「は?」
「腹をくくる・・・?」
と思ってしまったそこのあなた!!
そう、あなたのために、この記事では、
・腹をくくるという言葉の語源って何?
・そもそも腹をくくるってどんな意味?
・腹をくくる方法とは?
といったことを、僕の勝手な考えも織り交ぜつつ詳しく書いていきます。
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腹をくくるという言葉の語源は?
腹をくくる、という言葉の語源はいったいどこから来ているのでしょうか?
色んな説があるかもしれませんが、下記のような話が有力らしいです。
・戦場に向かう武士が、帯を締め直す
・着物を着ている人が、緩んでいる帯を締め直す
僕はこれに追加して、
腹に「気」をみなぎらせる、というようなこと
からも来てるんじゃないかと思います。
僕はかつて空手もやっていたし、武道が好きなので、そうした経験からそんな風に思います。
剣道や柔道もそうだと思いますが、空手の場合は、丹田と呼ばれる下腹の部分に気をみなぎらせ、気合いと共に声を出します。
これが、腹をくくる、という状態に近いのではないかと感じます。
いやなんとなくですけどね。
腹をくくるという言葉の語源についてまとめると、武士や武道、日本文化などにルーツがあるってことです。
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腹をくくるという言葉の意味とは、簡単に言えば覚悟を決めるってこと
腹をくくるという語源からわかるように、そこには、何か重大なことに際して「覚悟を決める」という意味があることがわかります。
仕事でも「腹をくくって、もうこれで決めるしかないな」などと使ったりしますね。
(というか、使っているのを聞いたりしますよね)
「逃げない、と決める」
「迎え撃つ、と決める」
つまりまあ、そういう覚悟ってことです。
これは、決断力をつける方法にも通じるものがありますね。
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腹をくくる本当の方法は、結果を手放すことにある
腹をくくる、覚悟を決める、というと何かとても勇気の要ることのように聞こえます。
「明日の試合、嫌だなあ」
「明日のテスト、嫌だなあ」
「明日のプレゼン、逃げたいなあ」
そう思うことってありますよね。
でも、最終的には逃げることができないことが多いわけで、「よし、行ってくるか」と出掛けるわけです。
この時、ただ嫌々行くだけなのではなく、どうしたら、腹がくくれるのか?
僕が思うに、腹をくくる方法は、「結果を手放す」ということが重要なんじゃないかなと思います。
上手くいくかどうかは、この際関係ないってことにしておくことだと思います。
とりあえず、やるっていうことを決めるだけ。
失敗したらどうしよう、とか、戦って負けたらどうしようとか、そういう「結果」を手放してしまうってこと。
失敗したらどうしよう、という恐怖心を克服する方法もありますが、そもそも結果なんてどうなるかわからないし、上手くいくかどうかなんてわかりませんからね。
まとめ
今回は、「腹をくくる」という言葉の意味や語源、「腹をくくる」方法について書いてみました。
日常生活では、おそらく全くと言っていいほど使わない言い回しですが、意外と会社とかでは好んで使われる言葉ですよね、これ。
今回の記事を参考にしていただければ幸いです!
*2017年3月23日追記↓
日本語には「腹」を使った言い回しがほんとに多いですね。
例えば「腹落ちする」という言い回し。これも使う人が結構多いわけですが、「腹落ちする」って一体どういう意味?という内容を調べてまとめています。
*2021年4月29日追記
語源や意味が興味深い言葉たちを、語源や意味の一覧まとめ【面白い&ネタになる言葉たち】という記事にまとめました。
面白いもの、ネタになるもの、興味深いものがきっとあると思います!
ぜひ読んでみてください!!