入社早々、配属先が決まってちょっとしか経たないうちに、会社を辞めたいと思ってしまっている・・・。
ひょっとすると、あなたはそういう状況でしょうか?
まだ入社して数ヶ月しか経たないのに。
まだほとんど実質的には何もやってないのに。
「希望していた部署と違う部署に配属された」
「実際に配属されたら想像していたのと全然違った」
「本当はマーケティングを希望していたのに、営業に配属された」
「受かったからなんとなく入社したけど、やっぱり合わない」
そんな風に思ってますか?
じゃあどこなら良いんですか?
じゃあどの部署だったら良かったんですか?
心底やりたいことがあって、それを本気で会社にぶつけたんですか?
「これをやらせて下さい!」ってちゃんと言ったんですか?
「僕はこういう仕事をやりたい!だからこれをやらせて欲しい!」って言ったんですか?
そうじゃないでしょう?
ただ、入りたかったんでしょう?
イメージだったり、社名やブランドだったり、世間的な評価だったり、そうした基準で選んで入社したんでしょう。
どんな理由で入社したとしても、よっぽど明らかにおかしい会社じゃないのであれば、すぐに辞めるなんてことはせずに、せめてもうしばらくは会社に居て、色んな経験をしたら良いんじゃないかと思う。
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心からやりたいことなんて、経験を経て見つけるもの
有名企業だし。イメージ良いし。なんとなく入社を決めた。
でもこんなはずじゃなかった。
実は、みんなそう。
入社するときなんてそんなものだし、新入社員の頃なんてそんな風に感じるもの。
僕もそう。
きっと、あなたの先輩たちもかなりの割合でそんな感じ。
だってわからないですから。
自分が心からやりたいことなんて、就職活動中や新入社員の時期に、そこまで具体的にはわからないですから。
わかったとしても、それはその時期の、「まだ未経験な段階での視点」でわかったと感じているだけ。
会社だって、たった数回あなたと接しただけで、わかるわけがない。
会社の採用担当者だって、たった数回あなたと接して、あなたのすべてをわかるわけがない。
ある意味、賭けみたいな部分もあって、あなたを採用しているはずなんです。
会社も、色んな経験を社員にさせながら、適材適所を探ってく。
会社の戦略や組織も刻々と変わるわけで、それに応じて社員をそれぞれ色んな部署に異動させては、うまく機能する組織形態を作っていく。
その中で僕らは色んな経験をし、自分の意外な一面や強みを見つけていく。
それこそ、5年、10年、15年と経てば、入社当時には想像もつかなかった経験もすることになる。
入社当時に思っていた自分の強みや弱み、やりたいことなどとは、まったく違う考えになっていったりする。
そうなる前に、そういう経験をする前に、その途中で辞めていく人ももちろん居る。
それはある意味、とても勿体ないことだと思う。
だから、もし、あなたが入社早々、会社を辞めたいなんて思ってしまっているなら、それはとても勿体ないことだと言いたい。
せめてもう少し、自分の色んな可能性を探してみるためにも、辞めずに続けてみることをすすめたい。
それと、もし、あなたが人間関係で悩んでいるのなら。
会社は、良い人ばかりが集まっているわけじゃない、というのはまぎれもない事実。
だけど一方で、よっぽどひどい会社じゃない限り、悪い人ばかりでもないはず。
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さいごに
「人間万事塞翁が馬」です。
あなたがもしツライ状況だとしても、その状況にはきっと何かの意味があるはずです。