こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
頑張ってるのに、「頑張ってない」「頑張りが足りない」「もっと頑張ってもらわないと」って言われると、めちゃくちゃ腹立ちますよね?それに、なぜわかってもらえないのか、って悲しくなりますよね?
今回はそんな、頑張ってるのに頑張ってないと言われる時の対処法について書きます。
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元気=頑張りが足りない、疲れている=頑張っている、というナゾの理屈
本題の、頑張ってるのに頑張ってないと言われる時の対処法の前に、ちょっと実際にあったエピソードを書きますね。
これ、人に簡単に「頑張ってない」と言う人の感覚を知るヒントになるんで。
最近職場であった話なんだけど。
部署の人たちとの雑談の中で、僕が「若い」「元気だ」みたいな話になったんですね。
実際は別にもう若いわけでもないんだけど、嬉しいことですね。
で、そこで僕は、
「いやあ、まあ、運動もしてますしねー。」
っていう風に、ありがたく答えていたわけです。
まあここまでは良いんだけど。
そんな話の中で、ある人が、
「あかんなー。元気ってことやなー。もっと頑張ってもらわないと。」
って言うわけですよ。
もう一回書きますね。
「あかんなー。元気ってことやなー。もっと頑張ってもらわないと。」
って言うんです。
・・・うーん・・・だめだわ・・。
今一応、改めて2回書いてもやっぱり全くどう言う感覚で言っているのか理解出来ない。
なんなら、意味がわからない。
これ、どういう感覚なんですかね?
まあ、これに似たような感覚の人は他にもいて、「楽しそうに仕事をしている=けしからん」みたいな人がいるんですね。
似たような感覚ですよね。
つまり、このナゾ感覚によると、
元気=頑張りが足りない
ということらしいんですよ。
頑張ってないから、元気なんだろうと。
言い換えると、
元気がない=疲れている=頑張っている
ということらしいんですよ。
この理屈でいくと、
社員がみんなイキイキと元気で働いている会社は、誰も頑張ってないということになりますが、そうなの?
社員がみんなどんよりと疲れていて元気がない会社=社員がみんな頑張っている会社、ということになりますが、そうなの?
ものすごく、変だろ、その理屈。
で、まあさっきの「あかんなー。元気ってことやなー。もっと頑張ってもらわないと。」って言われたあとにどう返事したかと言うと、
「あー、そういう風に言う人、何人か居ますよねー? ま、元気にしてるのって、あまり良くないってことですねー!」
って、言ってしまったわけです。
・・・これ、もし本当にまともに反論しようとするなら、
「おっしゃっていることの意味をもう少し教えていただけませんか?まるで、頑張ってないから元気なんだ、とおっしゃっているように聞こえますが。」
とでも言うべきだったのかもしれません。実際は別に手を抜いているわけでもないし、しっかり頑張っているつもりなんで。
まあでも、元気=頑張ってない、という感覚を持つ人とは、きっとまともにこの話題で議論しても一生わかり合えないだろうなと思い、さっきのように言い、その後話題が変わったのでこの話は終わりにしました。
「本題に入る前にちょっと実際にあったエピソードを」と言いつつ長くなっちゃいましたが、要は、世の中には、少なくともこの日本の職場には、
元気=頑張ってない
疲れている=頑張っている
という謎の理屈や感覚を持っている人が少なからず居るってことなんですね。
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頑張ってるのに頑張ってないと言われる時の対処法
で、本題ですが。
頑張ってるのに頑張ってないと言われると、腹が立つし、悲しいですよね。
僕はさっき書いた場面では、静かに腹が立ってましたが、まともにやり合っても仕方が無いので、
「あー、そういう風に言う人、何人か居ますよねー? ま、元気にしてるのって、あまり良くないってことですねー!」
って言ってしまいましたが(今冷静に考えると、微妙にバカにしちゃったかもしれない・・・)、実際のところ、どう対処したら良いのかを書いていきます。
対処法というのは、
「頑張ってない」と言われた時に、どう言うべきか(どう反応すべきか)
と、
「頑張ってない」と言われたら、その後どう行動を変えるべきか
と二つあるので、それぞれ分けて書いていきますね。
「頑張ってない」と言われた時に、どう言うべきか(どう反応すべきか)
「頑張ってない」と言われることで、悩んだり、腹が立ったり、悲しくなる人は、実際はちゃんと頑張っている人だと思います。
実際、手を抜いてたりすれば、そう言われても悩んだり、腹が立ったり、悲しむことは無いわけで。
この場合の反応方法は、相手が誰なのか、内容が何なのか、によって、色々変わってきそうです。
それでも、まず、相手が自分のことを「頑張ってない」と言う理由を聞きたいですよね。
それを質問してはどうでしょう。
「私は自分のベストを尽くしているつもりです。ですが、頑張ってないとおっしゃるのは、なぜでしょうか?」
そうやって真剣に聞いたら良いと思います。
何なら、「どうすれば、頑張ってるな、って思ってもらえますか?」みたいにストレートに聞いても良いかもしれません。
頑張ってるのに「頑張ってない」と言われた時の反応方法って、こうして質問するしか無いかもしれません。
「頑張ってない」と言われたら、その後どう行動を変えるべきか
ベストなのは、先程のようにきちんと質問をして理由を聞き出して、それをもとに行動を改めるってことですね。
真剣に質問すれば、相手がまともな相手なら、「頑張ってない」と言った理由を具体的に答えてくれるはずです。
その理由によって、どう行動を改めるべきかが変わってくると思います。
また、どうしても質問ができないなら、想像するなり、仮説を立てて、以下のように試してみると良いかもしれません。
もし、成果について、満足いく結果が出ていないということだとしたら、やはり自分の側に問題があるかもしれません。求められている成果イメージや達成方法について、コミュニケーションが必要ですね。
もし、態度や姿勢などを指摘されたら、これも自分の側に問題があるかもしれません。これは相性もあったりするので何とも言えませんが、謙虚に改める点はないか、考えるべきかもしれません。
もし、先程のエピソードのように、「元気だから」というのが理由だったり、おかしな理論だったら、あまり気にしないで良いかもしれません。あまり関わらない、距離をおく、などが可能な相手なら、そうすれば良いですね。そうもいかない相手なら、まあなんというか、程よくやっていきましょう。そのうち居なくなります。本当です。
以上の他、薄々気づいていると思いますが、「頑張ってそうに見える」「頑張っているところをあえて見せる」というテクニックやコツもあるわけで、意識しておくと良さそうです。
具体的には、一番早く職場に行くとか、一番遅くまで残ってみるとか、ランチもそこそこに仕事してみるとか、書類片手にウロウロしてみるとか。
頑張っているかどうか、って結構曖昧だったりすることも多いと思うので、「どうすれば頑張っているように見えるか」みたいなコツを身につけて、上手く立ち回るのも人生をラクにする方法かもしれないなって思いますね。
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まとめ
今回は、頑張ってるのに頑張ってないと言われる時の対処法について書きました。
若干、前段のエピソードが長くなりましたが・・。
「頑張ってない」と言われる理由によって、いくつかの対処法があります。自分の側に問題があって謙虚に改善した方がいい場合もあるし、言ってきた人が「ナゾの感覚の持ち主」だったりするなら、気にしないでいい場合があります。
それでもなお、結局はその部署に問題があったりして、「今の部署が嫌だ!」「異動したい!」と思うこともあるでしょう。その場合にはこちらの記事も読んでみてください。
ま、時には上手く立ち回って、人生をラクにしちゃいましょう。
ではまた!