「あなたのためを思って」と言う人の心理9つと返し方9つ【親にも有効】【反論にならない言い方】

「あなたのためを思って」と言う人の心理9つと返し方9つ【親にも有効】【反論にならない言い方】

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こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!

「あなたのためを思って言っているんだ」って言う人、居ますよね?

職場の上司だったり、親だったり、先生だったり、時には友人や知人などでも、居たりしますよね?

今回は、

  • 「あなたのためを思って」と言う人は、本音ではどう思っているのか?
  • どういった心理で言っているのか?
  • 言われた時にはどう返せば良いのか?

こういった疑問にお答えすべく、「あなたのためを思って」と言う人の心理や本音9つと、それに対する返し方についてご紹介します。

返し方については、おそらく相手が親でも有効だと思いますし、相手との関係性を悪化させないような、反論にならない言い方を中心に書いています。

では、早速読んでみてください。

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「あなたのためを思って」と言う人の心理や本音9つ

「あなたのためを思って」と言う人の心理や本音を明らかにしていきます。

実は根底にあるのは、残念ながらちっとも「あなたのことを思ってなんかいない」ってことです。

そう、「あなたのためを思って」と言う人は、口ではそう言いながら「自分のために」言っているんです。

そして困ったことに、当の本人は無自覚だったりします。

根底に「自分のために」言っているということがあるわけですが、その心理や本音はどんなことなのか、9つご紹介します。

言うことを聞かせたい、相手をコントロールしたい、と思っている

基本的に「あなたのためを思って」と言うセリフは、立場が上の人間が下の人間に対して発する言葉ですよね。

先生が生徒に言ったり、親が子供に言ったり、上司が部下に言うものです。

そうですよね?

そしてその内容は、「〜〜しなさい」「〜〜するな」といった内容です。

相手がその内容をすんなり受け入れない状況の時、この「あなたのためを思って」というセリフが飛び出します。

その心理としては、「決して私が厳しいわけではない。私の勝手な意見でもない。あなたのためを思って言っているんだから、あなたはその通りにすべきだ」というものです。

相手よりも優位に立ちたい、優位であると思わせたい

「あなたのためを思って」というセリフは、相手より優位に立ちたい、という本音が隠れています。
アドバイス、助言をしていると思わせることで、相手より優位に立ちたいのです。

「私はあなたよりも世の中をよく知っている」「あなたが気づかないことを私は気づいているから、私が言ってあげている」という心理があります。

特に通常は対等であるはずの友人関係でこのセリフが出る場合は、こういった本音がある恐れがあります。

「私があなたのために言ってあげている」という心理です。

何かを企んでいる、偽善者である

「あなたのためを思って」と言ってくる人は、実は何かを企んでいる可能性があり、偽善者である可能性があります。何か目的があって、あなたのことを思い通りにしたいのかも知れません。

特にもし「あなたのためを思って」というセリフを言っているのが家族でもなく、本当の親友でもなければ尚更です。

本当に普段から親しいわけでもないのに「あなたのためを思って」というセリフを言ってくる場合、何かしら別の目的があるかも知れません。

単にお節介で自分勝手。悪質な場合と、純粋に悪気がない場合がある

「あなたのためを思って」というセリフは、本当に相手が望んでいることを心から理解しようとすることをせずに、発せられるものです。

相手が望んでもいないのに口を出す、一方的にその人なりの価値観を押し付ける、お節介どころか自分勝手な人であると言えます。

まあ中には本当にお節介で世話好きな人もいますし、本当に悪気もなく介入してくる人もいるわけですが。

その場合はきっと雰囲気でわかると思いますけどね。

ああ、この人は本当に親切心で言ってくれてるんだ、というね。

アドバイスはするが責任を一切負いたくない

相手に対して「こうした方がいい」とアドバイスをしつつ、「あなたのためを思って言っている」というセリフが出てくるということは、そのアドバイスに対して責任を負いたくないという本音があります。

「あなたのためを思ってそう言っただけ」と言って、責任を逃れたいのです。

負け犬の遠吠えの可能性もある

言い争いになった時に、「あなたのためを思って言ったのに!」と言い放つ人もいます。

これは論点がずれているのです。

主張が対立した時に、その主張そのものを討論していても勝ち目が無くなった時、このセリフを言い放つというわけです。

これは結局、自分の主張を押し通したいのにそれが通用しないから、捨て台詞として吐いているわけです。

本心から相手のためを思って言っているなら、別にその主張を押し通す必要はないのです。

「僕はこうしたほうがあなたにもプラスになるとは思うが、あくまで僕の考え。」として、あとは相手に選択を委ねれば良いだけなんですよね。

「あなたのため」は「自分のため」、そしてそれに気づいていない

「あなたのためを思って」と言うことで、相手に無理やり納得させ、「この人は私のために言ってくれているんだ」と思わせることを望んでいます。

そして、自分の主張を通したい、自分が思ったように相手をコントロールしたいのです。

困ったことに、それに気づいていないんです。

自分の価値観や経験を肯定したい、自信が無いので相手にも求めている

アドバイス、助言をしつつ「あなたのためを思って」と言う人は、自分の正しさに自信がなく、価値観や経験を肯定したいのです。

ほぼ、そのアドバイスは、その人の価値観、その人のフィルターを通した世の中の見方、その人の限られた経験で語るものです。

なので、それを否定されてしまうと、その人のそれまでの人生や考え方が否定されたかのように思えるわけです。

よって、それを肯定すべく、自分のアドバイスを受け入れてもらうように必死になるわけです。

自分の考え方や選択、経験に対する不満に向き合えていない

本当は「あなたのためを思って」という人自身が、何か現状に不満を抱いているのかもしれません。

そんな現状を作り上げてきた、今までのものの考え方、選択、経験に対して、潜在的に不安や不満を抱えているかもしれません。

そうした自分の不満に向き合えないから、目の前にいる「あなた」に対して、自分と同じものの考え方、選択をするよう、「あなたのためを思って」というセリフで強要しようとしているのかもしれません。

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「あなたのためを思って」と言われた時の返し方9つ【親にも有効】【反論にならない言い方】

ここからは、「あなたのためを思って」と言われた時の返し方を9つご紹介していきます。

これはきっと相手が誰であろうと、つまり上司だろうと、先生だろうと、親だろうと、有効な内容も多いと思います。基本的には何かを返すにしても反論にならない言い方を中心に書いています。

表面上は聞いているように見せ、真に受けずにやり過ごす

反論せず、関係を悪化させずにやりすごす手段として、「聞くけど真に受けない」というやり方は賢い選択と言えます。

表面上は聞きつつも、実際にはあまり真剣に捉えず、聞き流してしまいましょう。

聞き流しつつも、「この人は本当のところはどういう心理で言っているんだろう」ということを分析すると良いかもしれません。

とりあえず感謝の気持ちを伝えて、あとは自分で考える

感謝の気持ちをとりあえず伝えるのも効果的です。

「考えてくれてありがとう」「アドバイスをくれてありがとう」そんなふうに言えれば、相手も満足して丸く納まることでしょう。

だいたい、「あなたのためを思って」と言う人の大半は、「言うとおりにして欲しい」「私の言ったことに納得して欲しい」ということなんです。

なので、感謝の気持ちを伝えれば、「ああ、わかってくれたんだな」と納得するはずです。

そして、実際にどうするかは、後で自分で考えれば良いでしょう。

「困ったらまた相談しますね」「ちょっと考えて、また相談します」と言い、その場は一旦収める

これは反論はしないが即座に納得もしていないという、少し引いた戦法です。

そして相手に対しても「頼りにしてくれているのかも・・?」と思わせることができます。

「アドバイスをいただけるのは大変ありがたいのですが、ちゃんと自分で決めたいんです」と言い、「私はそういうタイプ」を演出する

反論ではありませんし、丁寧な対応ですが、暗に「干渉しないで欲しい」と伝えるやり方です。

これは相手により反応が微妙で、本当に空気が読めず、しつこく干渉してくる人もいます。

「以後気をつけます」と伝え、さわやかに去る

内容があなたへの注意や指摘であれば、この一言で終わる場合も多いでしょう。

現実に、「確かにそうかもな」と思える注意や指摘もあるでしょうし、その場合はちゃんとその後の言動を改めれば良いんです。

「私にはまだそこまで出来る能力がない」「まだちょっと自信がありません」などと伝える

内容によりけりですが、「今よりもっと頑張れる」「もっとこう出来るしこうすべき」みたいな話だった場合、そして、それがどうも受け入れ難い内容だった場合、「私にはまだ力不足」「私にはまだ自信がない」と伝えて、退ける方法があります。

ただし、本当に期待されて言われている場合には注意が必要ですよ。

「はい」「いいえ」を明確にせずに「確かにそういう考え方もありますね」と受け流す

人によってはこの返し方にカチンと来る人もいるので注意が必要ですが、一応、相手の考え自体は否定せず、考え自体の存在は認めるやり方です。

「あなたのためを思って」言っているその内容は、それを発する人の考えであり、一方で聞き手であるあなたにも「別の考え」があるわけですよね?

「あなたの考え」もあるし、「私の考え」もある。人によって考えが違う。

そんなことを改めて伝えつつ、受け流す方法です。

人に従うようなタイプじゃないと思わせる

「あなたのためを思って」と言ってくる人は、相手を従わせたいわけです。

言う相手は、それが実現できそうな相手です。

そこで、「俺に言っても無駄だ」ということをわからせれば、もうターゲットから外れる可能性があるでしょう。

ただ、これにはやはり自信も必要だし、強い信念のようなものも必要かも知れません。

「なぜ私のためになるのか、説明してほしい」と言う

これはもうほぼ反論みたいに感じるかも知れません(笑)。

でもよくよく考えてみると、「あなたのためを思って」と言っているわけだから、「なぜ私のためになるのか説明してほしい」というのは、ごく自然な疑問から生まれる要望なわけですね。

聞き方が重要で、関係性を壊したくないのなら、「もっとよく理解したいので、今のアドバイスでどういうふうに私の今後が変わるのか、教えてください」というトーンで聞くべきかと思います。

これで納得のいく説明が聞けなければ、それは「単に自分の主張を言いたいだけ」なはずです。

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まとめ

今回は、

  • 「あなたのためを思って」と言う人は、本音ではどう思っているのか?
  • どういった心理で言っているのか?
  • 言われた時にはどう返せば良いのか?

こういった疑問にお答えするために、「あなたのためを思って」と言う人の心理や本音9つと、それに対する返し方9つをご紹介しました。

ほとんどの場合、「あなたのため」ではなく、自分のためだったり、単に自分の主張を受け入れさせ、コントロールしたいだけなんです。

でも、中には本当に悪気がない人もいるでしょうし、特に親などは子供の幸せを考えるあまり、子供自身の考えや気持ちよりも、親自身の考え方を受け入れさせようとすることが多くあります。一定の「正しさ」はあったりします。

肝心なのはそれを見極めるということですね。難しいことも多いと思いますが。

紹介した返し方については、おそらく相手が親でも有効だと思いますし、相手との関係性を悪化させないような、反論にならない言い方を中心に書いてきました。

ぜひ、参考にしてみてください。

では!

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