こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
会社員であれば避けて通れないのが「異動」。
ですが、誰もが理想どおりの異動ができるわけではありませんよね?
今回は、「異動したくない」「異動辞令にショック」「異動は嫌だ」と思った時の7つの対処法を書きます。
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1、なぜ嫌なのか、何が心配なのかを書き出す
漠然と、「異動したくない」「異動は嫌だ」と思っていても、その思いはモヤモヤと続いてしまうだけです。
いったい、なぜ嫌なのか、何が心配なのか、そういった自分の気持ちや理由を一度紙に書き出してみると良いです。
- 経験したことがない職種への異動だから
- 異動先の仕事がきついと知っているから
- 異動先の部署が、目立たない部署、さほど重要じゃない部署だから
- 異動先の部署の人がみんな地味な人が多く、「出来ない人が集まっている」イメージだから
- 異動先の上司や人間と合わなそうだから
- 異動先の上司が厳しくて有名だから
- 周囲からの評判が微妙になりそうだから(「あー、あの人はあそこに異動になったんだ・・・ふーん・・・」)
- 今の部署の仕事が楽しい
- 今の部署の上司と気が合う
- 今の職種でキャリアアップを考えていた
- 近い将来の昇格を考えていたのに、異動になって遠のきそう
このように、色々と書き出ていくと良いでしょう。
そうすると、当然、なおさら落ち込んだりもするのですが、それでもまずは素直に自分の気持ちに向き合って、吐き出してしまうことが大事なんですよね。
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2、異動となった理由を確認する
「なぜ異動したくないのか」「なぜ異動が嫌なのか」を書いているうちに、なんとなく自分でも「ひょっとするとこれが異動になった理由かも」というのが見えてきたりもします。まあでもそれは自分で感じたものですから、実際のところは会社側に確認しないとわかりません。
いずれにしても、異動になった理由ってやっぱり気になりますよね。
上司を通じて「今回はこういう理由で異動になった」と聞ければ良いのですが、どうでしょうか?
実際はそうやって教えてくれることって思ったほど多くないのではないでしょうか?
異動の理由はそれこそ様々。
他の部署の責任者から「うちに来ない?」という打診をもらうなど、そういうふうに水面下で話がまとまっていくこともあります。この場合、その後異動になればその理由は明白ですね。
あるいは、会社によりですが、定期人事異動ということでそもそも何年に一度みんな異動するものと決まっている場合もあります。こういった場合は、さほど深い理由は無く、「様々な部署に異動しながら経験を積んでいく」という育成の意味での異動でしょう。
制度面で考えても、異動までの動きを考えても、特に理由が思い当たらなければ、理由を聞いてみることはおかしなことでは無いです。
異動理由を聞く方法は、まずは直属の上司に聞くということになります。現在の上司と異動先の上司に聞いてもわからなければ、取るべき方法は二つです。
- いずれかの上司を通じて、確認してもらう
- 自分でさらに上層部や人事部門に聞く
ということです。
このあたりは上司や周囲とのコミュニケーションの中で、どうすれば良いかを判断していくことになります。
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3、(場合によっては!)異動を撤回してもらうよう会社に掛け合う
先に書きますと、辞令が出てしまった場合は、撤回することはかなり難しいと思います。それは社命に背くことになるからです。
とはいえ、家庭などの事情で本当に止むを得ない場合は、撤回が可能な場合もあるかもしれませんので、そのような切迫した事情の場合は、別途相談すべきでしょう。
一方、まだ打診を受けている段階であれば、撤回は可能な可能性が出てきます。その場合には一定の覚悟を持って臨まなくてはなりません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
4、異動することに良い意味を持たせる
異動となった理由を聞ければ、そこに良い意味が含まれているかもしれません。
もし聞けなくても、自分なりに自分にとってどんな良いことがあるか、良い意味があるかを考えてみると良いでしょう。
- 新しいスキルが身に付く
- 新しい人間関係が築ける
- やってみたら面白い仕事かも
- 実は結構向いている仕事かも
- 左遷っぽい気がする・・・・→プライベートにかけられる時間が増える!
- 希望した異動ではない→周囲が温かく迎えてくれる
こんな風に、いくらでも良い意味を持たせることはできるでしょう。
5、異動先の上司や関係者との初期のコミュニケーションを大切にする
ここ、すごく重要だなと思っています。
ある程度、率直に自分の考えや気持ちを開示しておくことが大事かな、と。ネガティブな意味ではなく、ポジティブな意味で。
- 率直に言うと、特に希望していた訳ではないので戸惑っている、不安であること
- 家庭の事情があればそれを素直に話す
- ◯◯の分野はまだ勉強不足だが、△△の分野では貢献できると思う
こんな感じですね。
不安な方は、自分からぜひコミュニケーションをとってみると良いです。
6、価値観に沿って、自分にとってしっくりくる働き方を貫く
組織の一員である以上、新たな部署ではその組織に馴染む、風土に馴染むということがまずは大切です。
一方で、仕事にかける時間や熱量、思いというのは、人によって違いがあります。
自分の人生で一番大切にしていることは人それぞれでしょう。それが仕事という人もいれば、家庭という人もいます。
「仕事は仕事だと割り切って淡々とやる。残業なんてしない」という人もいれば、「仕事こそわが人生」という人もいるでしょう。
大事なのは、そうした自分にとっての価値観を明確にすることです。そして、自分にとって大切な価値観に沿って、仕事に取り組むことかなと思います。自分にとってしっくりくる働き方を貫くということですね。
7、そんなこんなも含めて人生を楽しむ
「異動したくない」「異動辞令にショック」「異動は嫌だ」
わかります。
でも、もうしょうがないかな!と思うしか無いですよね。
人間万事塞翁が馬。
「異動したくない」と思っている人も、「しょうがないかな!」と爽やかに切り替えましょうよ。
異動してみたら、意外と楽しいかもしれないですし。
人の目なんて、気にする必要全く無いですし。
いやいや、やっぱり異動したら仕事は大変だし、不慣れなことだらけかもしれません。
でも、仕事は人生の一部にすぎませんし。
極論を言えば、仕事とは収入を得る手段に過ぎないという考えもありますし。
そんなこんなも含めて、人生を楽しむことが大事でしょうね。
まとめ
今回は、「異動したくない」「異動辞令にショック」「異動は嫌だ」と思った時の7つの対処法を書きました。
まとめると、
1、なぜ嫌なのか、何が心配なのかを紙に書き出す
2、異動となった理由を確認する
3、(場合によっては)異動を撤回してもらうよう会社に掛け合う
4、異動することに良い意味を持たせる
5、異動先の上司や関係者との初期のコミュニケーションを大切にする
6、価値観に沿って、自分にとってしっくりくる働き方を貫く
7、そんなこんなも含めて人生を楽しむ
です。
では!