プリズナートレーニングの感想【これを読んで本物の強さを手に入れろ!】

プリズナートレーニング表紙

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こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!

  • 強い肉体を手に入れたい
  • 『プリズナートレーニング』という本が気になる・・・でも本当に買って読むだけの価値があるんだろうか、と買うのを迷ってる

今回の記事はこういった方のために書きました。

結論から先に言うと、『プリズナートレーニング』はぜひ買うべきです。買って、読んで、すぐに実践すべきです。

なぜなら僕も『プリズナートレーニング』を実際に読み、これまで過去に自分がやっていた武術やトレーニングを振り返りつつ、内容に100%同意したからです。

この記事では、『プリズナートレーニング』を読んだ感想や、おすすめする理由、期待できる効果を書いていきます。

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プリズナートレーニングの概要

表紙がめっちゃ「うわっっっ!!」ってなるプリズナートレーニング。

本のサブタイトルには、

圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ

と書いてあります。

さらに帯には、

ジム通いはムダ、プロテインは不要!生き抜くために必要な強さは、自分自身の肉体にある。スパルタ軍、ローマの剣闘士、世界の監獄で秘かに受け継がれてきた究極のメソッド。元囚人の“コーチ”が伝授する真の「筋トレ大全」。

と書いてあります。

きっと、この記事を読んでいるあなたも「マジか!?」と思いながら、ドキドキしつつ、買うかどうかを迷っていることかと思います。

僕もそうでした。

この本の作者はポール・ウェイドという人。

どんな人かというと、これも本によれば、

ポール・ウェイド PAUL “COACH” WADE

元囚人にして、すべての自重筋トレの源流にあるキャリステニクス研究の第一人者。1979 年にサン・クエンティン州立刑務所に収監され、その後の23 年間のうちの19 年間を、アンゴラ(別名ザ・ファーム)やマリオン(ザ・ヘルホール)など、アメリカでもっともタフな監獄の中で暮らす。

監獄でサバイブするため、肉体を極限まで強靭にするキャリステニクスを研究・実践、〝コンビクト・コンディショニング・システム〟として体系化。監獄内でエントレナドール(スペイン語で 〝コーチ〟を意味する)と呼ばれるまでになる。

自重筋トレの世界でバイブルとなった本書はアメリカでベストセラーになっているが、彼の素顔は謎に包まれている。

とのこと。実際、素顔は出てきませんし、謎に包まれています。

いずれにしても、実在するとすれば、マジでタフな人だということは確か。

「うわっっっ!」とのけぞる表紙ですが、これは格闘漫画『グラップラー刃牙』シリーズに出てくるビスケット・オリバというキャラクター。漫画の中では、囚人でありながら刑務所を自由に出入りして、犯罪者を捕獲するという特別な任務を持っているキャラです。

誤解されそうですが、この本で書かれているメソッドで目指すのは、この表紙のようなボディではなく、ギリシャ彫刻のような、美しく、強い身体を手に入れるためのメソッドです。

まあ囚人ということでビスケット・オリバになったのでしょうが、なんとも誤解される表紙ではありますね。

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プリズナートレーニングを読んだ感想と期待できる効果

最初にことわっておくと、僕自身は筋トレそのものの知識は全然ないです。

10代、20代の頃は筋トレの器具セットを持っていました。エキスパンダーや、握力を鍛えるグリップなんかがセットになっているやつです。

暇な時にやってた程度です。

その後はフルコンタクト空手と武術を何年かやっていましたが、それ以外でのトレーニングはあまりやりませんでした。道場でもウエイトトレーニング系をあまりやってる人はいなかったですね。練習そのもので鍛えていくイメージでした。

現在はどうかと言うと、運動不足にならない程度に近所の山を登ってみたり、ちょっと軽くジョギングしたり。スクワットと腕立てを時々やるくらいです。ぶっちゃけ、維持すらできていないかもしれないな、と危機感はありました。

そこへ持ってきてこのコロナ禍。ますます身体がなまっていく感じがして、これはまずいなと。

で、とにかく鍛え直そうと、自宅でトレーニングするために参考になる本を探していて、このプリズナー・トレーニングに出会ったというわけです。

以下、本書を読んで共感したポイントを中心に、感想と期待できる効果を書いていきます。

古来から伝わる自重トレーニングで、本物の、野生的な強さを手に入れることができる

まず大きくうなづいたのは、人類はそもそも遠い昔に猿から進化したものであり、過剰に重いウエイトを使ってのトレーニングそのものに無理があるという考え方。

そもそも野生動物はウエイトトレーニングなんてしないですよね?

人類も、かつては木の枝に腕一本でぶら下がり、自在に移動したりできたわけです。驚異的なパワー、瞬発力、バランスがあったわけです。プリズナー・トレーニングが目指すのは、そうした、かつては持ち合わせていた野生的な強さをじっくりと時間をかけて作ろう、というもの。

これに、めちゃくちゃ共感しました。武術でもゆっくりとした動きを使って身体を練りながら、野生的な強さを練り上げていくという考え方を教えられました。古くから伝わる鍛錬法には共通している部分があるんですね。

全身のバランスと連動性を手に入れる方法がわかる

特定の部位に負荷をかけて鍛えても、バランスの悪い身体ができるだけ。本当の筋力ではない。と、本では断言しています。

調和の取れた、全身の連動性が重要なんだと。これ本当にそのとおりだな、と思います。

自分の身体を自在に動かせるのが本当の強さ。

プリズナー・トレーニングを読めばそれを身に付けることができると思います。

227キロのウエイトを背負ってスクワットするくせに、階段を上るだけで老人のようにゼイゼイ言うトレーニーが居る

これ、目に浮かぶようです。

これが「本当の強さ」か?違うよね、という話です。

自分の身体を自在に動かせて、強靭で、スピードがあって、持久力もある、そんな身体が本当に強い身体ですよね。

初心者にもわかりやすく写真入りでトレーニング方法が解説されている

本では、実際のトレーニング方法を写真入りで詳しく学べます。

初心者でも、誰でもスタートできるようになっています。

トレーニングは、6種類の動作をそれぞれ10ステップで構成されています。

6種類の動作というのは本の中でビッグ6と呼ばれています。

基本的には全身を全て使う動作でどのトレーニングも構成されていますが、主要な筋肉グループで6つに分かれている感じです。以下のとおり。

  1. プッシュアップ(いわゆる腕立て系)
  2. スクワット
  3. プルアップ(いわゆる懸垂系)
  4. レッグレイズ(腹筋系)
  5. ブリッジ
  6. ハンドスタンド・プッシュアップ(逆立ちでの腕立て)

これらがそれぞれ10ステップになっています。

ステップ1はどれも本当に簡単で誰でもできるけど、ステップ10は一流アスリートでも難しいレベル。

プッシュアップで例を言うと、ステップ1は壁に両手をついて寄り掛かり、腕立てをするレベル。

でもステップ10は片腕で、ぐらつかず、脚も広げず、腕立てをするレベル。

それぞれのステップをゆっくり時間をかけて仕上げていくトレーニング方法になっています。

ぶっちゃけ、「飛ばしたい」「途中のステップから始めたい」と思ってしまいますが、それはダメで、どれだけ筋力に自信があっても必ずステップ1から始める必要があります。

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早速プリズナー・トレーニング実践開始!じっくり時間をかけてステップ10まで到達することを決意。

読み終わって早速実践を開始。

実際のトレーニングスケジュールの立て方も5つの参考例が書かれているのでそれを参考にできます。

中1の次男と開始しました。

初日は、プッシュアップのステップ1と、レッグレイズのステップ1。

筋力的には物足りなさが残ります。

と言うより鍛えた気がしないくらいです。

でも、じっくりと身体の中の関節や筋肉の動きを意識して感じながら取り組むと、なんと言うか「身体が目覚めていく」と言う感じがします。

まとめ

健康な身体を維持したい人、美しくて強い肉体を手に入れたい人は、プリズナー・トレーニングを絶対に買って読むべきです。

で、すぐに実践すべき!

また実践記も書いていきたいと思います。

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