スケジュール管理やタスク管理と言った、かつて手書きの手帳が担っていた役割は、今やスマホで出来るようになりました。
一方で、やはり手帳には手帳の良さ、使いやすさがあり、私の知る限りでは多くの人がスマホと手書きの手帳を併用しています。
そして、その多くの人はスマホと手帳の重複感を感じているようです。
ここでは、そんなジレンマを抱えている人に、このスマホ時代だからこそ使うことをおすすめしたい手帳をご紹介していきます。
誰もが知っている手帳ですが、実際に使っている人は驚くほど少ないです。
手帳は人生のコンパスであるべき
タイムリーなスケジュール管理やタスク管理、関係者との共有などは、手帳よりもスマホのほうが圧倒的に優れています。
グーグルカレンダーを使えばその全てをスムーズに行えます。
いつ、どこで、誰と、何を、どのようにするのか。こうした要素は今やスマホ上で管理できてしまいます。
でも、大事なことは、「なぜそうするのか」「何のためにするのか」です。
今週のその予定は、あなたの目標達成のために必要なものなのか。たまたま入っただけなのか。 その予定は、あなたの望み通りなのか。価値観に照らし合わせるとどうなのか。
こうしたことは、まず先にあなた自身の「価値観」「ミッション」「目標」などが明確になっていないと、検証できません。
そして、こうしたことを明確にし、書いておくことこそが手帳の役割だと思っています。
まさに、手帳は人生のコンパスであるべきだと思うのです。
スマホ時代にこそおすすめしたいフランクリン・プランナー
私がもう何年も使っているのは、フランクリン・プランナーです。
おそらく多くの方が知っているでしょうし、あなたも使ったことがあるかもしれません。
世界的なベストセラー『7つの習慣』をベースにしたプランナーです。
フランクリン・プランナーの中にも、書籍からの引用が盛り込まれていますので、書籍を読んでいなくてもプランナー自体は使えるとは思いますが、人生を変えるインパクトを持つ一冊なので、まだ読んでいない方は是非一度読んでみることをおすすめします。
フランクリン・プランナーには、ワーク形式で、「価値観」や「ミッション」を明らかにしていくページがあります。
これこそが、この手帳の醍醐味です。
いくつもの質問の回答を記入していくことで、その人の価値観、ミッション、役割、目標などが明確になります。
あなたが子どもの頃になりたかった職業は何ですか?
あなたが一番好きな言葉は何ですか?
こうした質問に答えていくようになっています。 やがて、価値観やミッションが浮き彫りになっていきます。
そして、それらに基づいて「今週は何をすべきか」を主体的に決めていくことができるのです。
つまり、自分の人生を自分でコントロールすることができるのです。
システム手帳ではなく綴じ手帳に行き着いた
いままではリング式のシステム手帳型のフランクリン・プランナーを使っていましたが、今年から綴じ手帳タイプに変更しました。
開いて書きこむときの書きやすさが格段に違うからです。
システム手帳型のメリットは、年が変わっても「ミッション」などのページは変えずにそのままデイリーページを入れ替えれば良い、ということですが、毎年、年末年始に「ミッション」や「価値観」もちょっとずつ見直しをかけて修正しているので、これなら毎年新しい綴じ手帳を使っても問題ないな、と。
まとめ
スケジュール管理そのものは、全てスマホで完結できてしまいます。
でも大事なのは、その目先の予定をこなすことではないです。
価値観を明確にして、価値観に基づいた毎日を送ること。
本当に望んでいるものに向かって、毎日を送ること。
スマホ時代に一番おすすめの手帳は、私の経験から言えば、フランクリン・プランナーです。
価値観に基づいた人生。
これについてはこのブログのメインテーマになってくるので、今後も様々な角度から綴っていきたいです。