会社を「辞めるのをやめる」ってアリ?退職を撤回する方法【経験談あり】

握手しているビジネスマン

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  • 会社を辞めたいと思って、上司にも言っちゃったけど、やっぱり迷ってる
  • 会社を「辞めるのをやめる」ってアリなの?
  • 退職をやめる方法が知りたい
  • 会社を辞めるのを撤回したい。その方法を知りたい。

今回は、こういった悩みへのヒントを書いています。

私、はりじろー(@kachilogy)の個人的な経験を踏まえると、「会社を辞めるのをやめる」のは「アリ」です。

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会社を「辞めるのをやめる」はアリ!

  • 一度会社を辞めることを決断して、上司にも伝えてしまった
  • でもやっぱり迷いが出てきて、会社を辞めることをやめたい
  • 退職を撤回したい

これってアリなの??

結論から言うと、アリです。

なぜなら、僕も含めてそうした事例はたくさんあるからです。

ここで言うアリとは、それが通用するかしないか、つまり撤回が可能かどうかと言う話ではないです。

それはケースバイケースであり、この後にもご説明します。

そうじゃなくて、ここでいう「アリ」とは、そんな考え方や、そういった行動が存在するのか、許されるのかという話。

まあ、許される行動かどうかは、これまた背景や状況にもよりますが、全くもって許されないことではない、ということです。

確かに迷惑をかけることになるし、けしからんと言われる話ではありますが、誰でも間違った決断を拙速に下してしまうことだってあります。感情的になってしまい、思わず「辞める」と言ってしまうことだってあるでしょう。

「やっぱりまだ辞めるべきじゃないかも」と思ったら、撤回に向けて誠意をもって全力を尽くせば良いのです。

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僕自身、会社を「辞めることをやめた」過去がある

実は僕自身、会社を辞めることをやめた過去があります。

まあ、「会社を辞めたい」なんてほとんどの会社員が何度も考えているでしょうし、「でも辞められないしね」とか言いながら続けているのが現状でしょう。

ここでいう、辞めるのをやめた、というのは、その段階よりもずっと進んだところまでいった話です。

僕はかれこれ20数年、新卒で入社した会社に勤める会社員をやってますが、これまでで2回、辞めるのをやめた経験があります。

1度目が一番強烈で、多分、うちの会社の歴史に名を刻んだかもしれません。というか、そう言われちゃったんですけど。

それは入社2年目の終わりの出来事なんですが、僕は一度、辞表を出して、撤回したことがあります。

詳しい経緯は省きますが、当時の部門長との激突や若気の至りで、出してしまった辞表。

「もう辞めてやる」と鼻息を荒くしていたわけですが、本心では、迷ってはいたんです。

そんな僕の本心を感じ取り、激突した部門長の下に当たる上司が、「本当は辞めるのを迷ってんじゃないのか」と諭してくれました。

僕は「本当は迷っているし、今は、まだ辞めるべきじゃないと思っている」と伝えました。

上司は「ちょっとどうなるかわからないけど、やるだけやってみよう」と即座に動いてくれました。

一部上場企業でそれなりの規模の会社ですし、その時すでに辞表は人事担当役員の手元から社長に渡されたくらいのタイミングだったようで、本当だったらもう間に合わなかったでしょう。

幸い、色んな方が尽力してくださり、そして「むしろ部門長に問題があった」という事情が考慮されたこともあったようで、どうにか辞表は撤回することができました。

経営トップからは、「前代未聞の出来事」と釘を刺されましたね。

いやもう、本当にお騒がせしました。

そして2回目は、うつになった時です。

ここらへんの、僕がうつになった時の話は別途詳しく書いていますので読んでみてください。

サーフトリップ

【うつ病体験談】僕がうつ病になった時の話 

2021.02.14

辞表を出すまでには至ってませんが、病気の間は復帰するイメージが全くなかったので、その時は辞めるつもりだったという感じです。

こんな感じで、僕には会社を辞めるのをやめた過去が2回あります。

まあ、特に1回目については正直なんともカッコ悪いと思いますし、迷惑かけたなあ、と思っています。

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会社を「辞めるのをやめる」が通用する場合

では実際、一度会社を辞める決断をして、辞表を出したり、あるいは上司に辞意を伝えたりした後で、「辞めるのをやめる」ことは可能かというと、これは通用する場合と、通用しない場合とがあると思います。

通用する場合はどんな場合かというと、以下のような場合だと思われます。

撤回が可能な段階である

会社を辞めるには、正式な手続きがあるはずです。単に上司に伝えて終わり、ではないはずです。

一般的には退職届を提出して、上司の承認を経て、人事部門へまわり、経営陣が受理する、といった流れだと思います。

会社を辞めるのを辞める、退職を撤回するためには、少なくとも経営陣が受理・承認するより前である必要があるでしょう。

これは会社の社風や制度によって違いがあると思います。もっと早い段階で撤回が不可能になることもあり得ます。

周囲に強力な味方がいる

自分のことを高く評価してくれている社内の有力者がいれば、こうした「辞めるのをやめたい」という状況においては、ぜひ相談をしてみるといいと思います。

こうした人であれば、社内のネットワークを駆使して、人事や経営陣に働きかけてくれるはずです。

もし、力を貸してくれるとなれば、退職の撤回に向けて良い方向に進む可能性が高まります。

ただし、その前提として、「辞めるのをやめる」ことについて誠意をもって謝罪をしたり、想いを伝え、理解してもらう必要があります。

会社を「辞めるのをやめる」が通用しない場合

反対に、会社を「辞めるのをやめる」が通用しない場合はどんな場合でしょうか。それは以下のような場合だと思われます。

撤回が不可能な段階である

先程も書いたように、会社を辞めるには、正式な手続きがあるはずです。

その手続きに則って、最終的な承認がおりてしまった場合など、撤回が不可能な段階まで進んでしまった場合は、残念ですが「辞めるのをやめる」ことはできないでしょう。

周囲に強力な味方がいない

自分自身が有力者であれば別ですが、もし、上司を含めて社内に強力な味方がいない場合は、「辞めるのをやめる」のは結構難しいかもしれません。

手続きがどこまで進んでいるのかを確認し、その手続きを停止してもらうよう、自ら直接働きかける必要があります。

会社を辞めるのをやめる方法

会社を「辞めるのをやめる」時の最大の障壁は、「恥ずかしいという気持ち」です。

そして、「今更、引っ込めるわけには行かない」だとか「今になって、辞めるのをやめるなんて、迷惑だし」だとか、そういった気持ちです。

では、どうすればいいか。

いったん、空気を読まず、自分を一番大事に考えてみましょう。

会社を辞めるというのは、とても大きい決断です。その後の影響は計り知れません。

なので、迷惑だとか、カッコ悪いだとか、そういったことは一度、考えないようにしましょう。

そして、「辞めるのをやめたい」と堂々と伝えれば良いのです。

多分、すごく恥ずかしいです。

多分、すごく迷惑をかけます。

多分、その後の評価を挽回するのが大変です。

でも、自分が思うより遥かにみんな温かく迎えてくれます。

「辞めるの、やめたんだって!?」と茶化してくれます。

そして、時が経てば笑い話になります。

まとめ

今回は、

  • 会社を辞めたいと思って、上司にも言っちゃったけど、やっぱり迷ってる
  • 会社を「辞めるのをやめる」ってアリなの?
  • 退職をやめる方法が知りたい
  • 会社を辞めるのを撤回したい。その方法を知りたい。

こういった悩みに対するヒントを、自分の経験も踏まえて書いてみました。

会社員、長くやっていると色々ありますね!

ぜひ参考にしてみてください。

では!

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