こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
リスクをとって果敢にチャレンジする人あるいは組織を、「リスクテイカー」と呼んだりしますよね。
成功者の伝記だとか逸話を読むと、果敢にリスクをとって挑戦して、色んな困難に立ち向かって、やがて成功しているというストーリーも多く、偉大なる「リスクテイカー」といった形で紹介されています。
今回は、この「リスクテイカー」の意味について、わかりやすく解説します。同じように使われがちで混同しやすい「無謀」との違いについても、まとめて解説します。
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「リスクテイカー」の意味をわかりやすく解説!
「リスクテイカー」とは、簡単に言ってしまえば「リスクを取る人」「危険を冒す人」という意味です。
ですが、このような単純な話では無いのです。リスクテイカーの意味はもう少し深くて、ある成果を得るために、それを実行したときに生じる危険(リスク)を承知の上で、実行に移す人(組織)、です。
ここで僕が重要だなと思うのは、リスクとリターンをきちんと推測しているということです。
単に危険を顧みずに実行に移す、ということではないということです。
どんなリスクが潜んでいるのかを検証し、そのリスクの度合いを推測し、何が起こりうるかをシミュレーションしているということです。
その上で、得られるリターンとのバランスを検討し、戦略的にリスクをとる、ということを実行する主体が、リスクテイカーだと言えます。
漠然とした不安な気持ちを解消する方法という記事でも書いていますが、まずは「どんなことが起こりうるか」を明確にすることが重要になりますね。
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「リスクテイカー」と「無謀」との違いとは?
一方で、無謀と言うのは、ざっくり言うと何にも考えずにただ行動する、実行するということですね。
戦略なきチャンレンジというところでしょうか。
もちろん、何事も行動しなくては始まりません。
それはもちろん当然だと思います。
ただ、戦略なきチャンレンジは良くない。何をするにしても、「この先に、どのようなリスクがあるのか」ということを推測しておくことは非常に大事です。
色々検証してみて、考えてみて、それでも「どんなことが起こるか予測できない」ということもあるかもしれません。
その場合は、「どんなことが起こるかわからないというリスク」を認識できていれば、ある意味「無謀」という状態ではない気がします。
無謀というのは、そういう思考自体をしていない状態だということです。
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まとめ
今回は、「リスクテイカー」の意味についてと、「無謀」との違いについて、出来るだけわかりやすく解説しました。
「リスクテイカー」とは、リスクをきちんと推測した上で、リターンを得るためにリスクをとって行動に移す人や組織のことです。
「無謀」とは、戦略なきチャレンジ、シミュレーションなき行動のことです。
リスクをきちんと推測した上で、いざ行動するにあたっては、失敗したらどうしよう・・・という恐怖心を克服することが大事だと思います。
言い換えると、「腹をくくる」ということです。
*2021年4月29日追記
語源や意味が興味深い言葉たちを、語源や意味の一覧まとめ【面白い&ネタになる言葉たち】という記事にまとめました。
面白いもの、ネタになるもの、興味深いものがきっとあると思います!
ぜひ読んでみてください!!