今回は、自分を客観視する方法と、それを身につける2つの方法について書いていきます。
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自分を客観視する方法
自分を客観視するというのは、自分で自分を観察するということだと僕は解釈しています。
あたかももう一人の自分がいて、そのもう一人の自分の視点で、自分を観察してみるということです。
なぜこれが大切かというと、自分の状態に冷静に気付くことができるからです。
自分の感情に気付いたり、自分に何が起こっているのかということに気付くことができるからです。
例えば何か、腹立たしいことが起こったとします。
自分を客観視することが出来ないと、ただ単にそれに対して反応し、怒り狂うだけになってしまいます。
まさに怒りで我を忘れるという状態です。
怒りを相手にぶつけ、それでも収まらず、感情を引きずってしまいます。
一日中、腹立たしい気持ちのままで過ごしてしまいます。
その後の仕事や勉強などのパフォーマンスも落ちてしまうでしょう。
一方、自分を客観的に観察することができれば、
自分は今腹が立っている、という自分の感情に気付くことができます。
このように自分の感情に気付くことができれば、その感情をコントロールすることがだんだん出来るようになり、ずっと引きずられるようなこともなくなっていきます。
難しいと思うかもしれませんが、ちょっとした練習を積み重ねることで習慣化していくことができます。
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自分を客観視する方法を身につける
自分を客観視する方法は、先程書いたように、起こった出来事に対して沸き起こる感情に気付くということですが、これを身につけるにはどうすれば良いのでしょうか?
「刺激と反応の間のスペース」を意識する
僕が心がけているのは、『7つの習慣』で書かれている「刺激と反応の間にはスペースがある」という考え方です。
起こった出来事それ自体と、それに対する反応とは別のものだ、という考え方です。
自分に起こる出来事はコントロールできないことも多いけど、それにどう反応するか、どういう感情を抱くかは、自分で選択できるという考え方です。
この考え方を心がけて日々過ごすことで、自分を客観視する方法を身につけることができると思います。
感情を完全にコントロールできる人は凄いなと思いますが、いずれにしても大切なのは、「感情は自分で選択することが出来るはずだ」ということです。
刺激と反応の間にはスペースがあって「どんな反応をするべきか」と考えている状態が、自分を客観視するという状態だと思います。
瞑想をする
もう一つ、より具体的には瞑想をするということでしょう。
たった週に一度だけですが、休日に瞑想する時間を短時間でも確保しています。
自分の外側の世界を自分と切り離して、自分の内面を観察するように意識すると、ちょっとずつ自分の感情に気づけるようになっていける気がします。
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まとめ
自分を客観視するというのは、自分で自分の感情に気付くことです。
そして、「刺激と反応の間にはスペースがある」という考え方が大切で、感情は自分で選択できるんです。
とは言え、僕自身がいつでもそれが出来ているかというと、そんなことはありません。
咄嗟に怒ってしまうこともしょっちゅうあるわけですが、まあそこは人間ですので・・。
P.S.
今回は自分の感情に気付く、選択するという観点での「客観視」でしたが、例えば仕事や勉強、スポーツなどで言うところの「自分を客観視する」というのは、「成果や結果を、客観的に評価する」という意味でも使いますよね。
自分の感情とは切り離して、事実に基いて、「どれくらい出来たのか」というのを評価するということです。
スポーツでも何でも、日々計測して記録するだけで、不思議と良い結果につながるみたいです。
自分で自分に対して客観的にフィードバックをしているからかもしれません。