こんにちは、はりじろー(@kachilogy)です。
今回は、「二兎を追う者だけが二兎を得る」という考え方について書いていきます。
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二兎を追う者は一兎をも得ず、に感じる違和感
「二兎を追う者だけが二兎を得るって何だよ!どういう意味だよ!」
「二兎を追う者は一兎をも得ずなら知ってるけど!」
はい、そうですよね。
一般的に広く知られていることわざと言えば「二兎を追う者は一兎をも得ず」ですよね。
ご存知でしょうが、このことわざについても一応書いておきます。
二兎を追う者は一兎をも得ずとは、欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はどちらも失敗することのたとえ。
二羽の兎を同時に捕まえようとする者は、結局は一羽も捕まえられないということからいった西洋のことわざ。
二つの物事を欲ばってどちらも失敗したり、中途半端に終わるものである。
また、一つの物事に集中せずあちらこちらに気を取られることへの戒めの意味を込めて使うことも多い。
確かにこれはこれでそのとおりですよね。
何かを成し遂げようと思ったら、一つの物事に集中して一点突破で全力を注ぐのが一番良いんだろうとは思います。フォーカスするのは大事。そして、散漫になっちゃいけないというのも納得。
でもですね、これに全面的には賛成できないな、危険な考え方だなとも思うんですよ。ちょっとした違和感というか。
例えば、二兎を追う者は一兎をも得ずなんてことを言うんなら、なんで学校では全教科で良い成績取ることを目指すんだよって話にもなるよね。
じゃあ何、勉強かスポーツかどっちかしか追っちゃいけないの?と。文武両道って昔から言うじゃないですか。
社会人なら、仕事と家庭の両立は無理だって意味?
仕事も全力、育児も全力、これは無理って意味?
こういった矛盾がありますね。(やや強引かもですが)
まあもちろん、同時にやろうとせずに切替えが重要という意味があるのでしょうし、それを承知の上であえてツッコミしてます。
なんなら普通に社会人やってたら、プロジェクトをいくつも抱えて、「どれも大事だから同時進行で成果を出していく」ってことをやるわけじゃないですか。
そんな時に、「二兎を追う者は一兎をも得ず」なんて言ってられないですよね、という話。
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「二兎を追う者だけが二兎を得る」の意味と僕たちのこれからの生き方
でね、僕はこっちの方がすごく前向きで良いと思う。
「二兎を追う者だけが二兎を得る」って言葉。
これ、マールボロ(タバコの銘柄)のキャッチフレーズかなんかに使われていたらしいんだけど。カッケーなと。
確かにその通りで、二兎を得ようと思ったら二兎を追うしかないんですよね、当たり前の話。
今のこの時代、僕らには一兎しか追わないような生き方はリスクだと思う。二兎でも三兎でも追うべきだろうと思います。
例えば事業をやっている人ならこうしたリスクヘッジはきっとやっている人は多いと思う。僕も含めてサラリーマンであれば尚更真剣に生き方や働き方を考えなくちゃいけない時代ですよ。
本業をしながら副業や投資を積極的にしていくとか。
副業をさらにパラレルキャリアとして進めていくとか。
仕事、家庭、地域社会での活動だってあるし、同時に資格を取るために努力したりとか。
成し遂げたいものは、やっぱり同時に追いかけるべきだと思う。で、そこにはシナジー効果も働いたりしますしね。
かといって、どれも中途半端だとやっぱりそれこそ「一兎をも得ず」、になっちゃうので、要はバランスを取りながら、どれもしっかり追いかけていくってことが大事なんじゃないかなと思います。
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矛盾しているようで、両方とも正しい
この二つの言葉は実は矛盾しているようで、よく考えてみるとある意味両方とも正しいですよね。
二兎を追う者は一兎をも得ず・・・二兎を得られる方法をちっとも考えずに、ただただ行動だけしても、結局は両方中途半端になっちゃう、ってことは正しいと思います。
二兎を追う者だけが二兎を得る・・・一方、二兎を得ようと思ったら、二兎を追わなきゃいけない。追うしかない。これも正しいですよね。
なので、二つの言葉は矛盾しているようでいて、両方とも正しいですよね。
まとめ
二兎を追う者は一兎をも得ず、とは言うけれど、僕たちが生きているこの時代は、一兎しか追わないような生き方はリスクだと思う。
やっぱり二兎でも三兎でも追いかけるべきだと思うんです。
二兎を追う者だけが二兎を得る、という考え方。良いと思いませんか?
「追いかけるもの」つまり「目標」が見つかったら、あとはその目標を達成するように全力で追いかけるのみですね。目標を達成する方法については、目標を達成するために絶対必要な7つの重要なポイントという記事を参考にしてみてください!