こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
今回は、「好きなことを見つける方法」をご紹介します。
- 好きなことが無い
- 好きなことがわからない
という人も、きっと「好きなこと」が見つかるはずです。
その方法とは、これから紹介する9つの質問にゆっくりと答えていくという方法です。
ぜひじっくりと時間をとって取り組んでみてください。
ノートとペンを片手に、1人で静かに、ゆっくりと落ち着ける場所で取り組むことをおすすめします。
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1、夢中になっていたものは何?
思い出せる限り小さい頃から、記憶を思い出していきます。
一番古い記憶は幼稚園か、それより前くらいでしょうか?
そんな幼い頃、夢中になっていたものはなんですか?
時間が経つのも忘れて、どんな遊びをしていましたか?
夢中になって読んでいた図鑑などがありましたか?
熱中していたスポーツがありましたか?
没頭していた趣味がありましたか?
例えば・・
- 恐竜の図鑑を読むこと
- きれいな海で魚を観察すること
のように、思い出せる記憶をどんどん書いていきます。
以下のそれぞれの時代について、夢中になっていたことを思い出しながら書いてみましょう。
加えて、「将来やってみたいこと」についても思いついたら書いていきましょう。
- 小学校入学前
- 小学校卒業まで
- 中学生・高校生時代
- 大学生時代
- 社会人になってから
- 現在まで
- 将来
区切り方は人それぞれで大丈夫です。
例えば、「社会人になってから」と「現在まで」を一緒にしても問題ありません。
以下、他の質問についても同様にそれぞれの時代について書いていってください。
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2、五感が心地よかった記憶は?
「好き」という感情は、五感の記憶と密接に関わっています。
ここでは、五感が心地良かった記憶を思い出していきます。
その「五感が心地良かった」体験は、「また味わいたいもの」であり、「好きなもの」なんです。
視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚、に心地良かった記憶を書いていきます。
例えば・・・
- 海辺の潮風の匂い
- おばあちゃんの温かい手の感触
みたいな感じです。
1の質問と同じように、それぞれの時代について書いてみましょう。
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3、大好きな人たち、大切な人たちはどんな人?
過去の記憶をたどり、自分にとって大切だった人たちや好きだった人を思い出していきます。
そして、こちらも同様に各時代について書いていきます。
現在好きな人や大切な人、将来会ってみたい人も書きましょう。
名前と、その理由を書いていくと良いでしょう。
自分はどんな人と一緒に過ごすのが好きなのかが見えてくるはずです。
例えば・・・
- 小学校の時の◯◯先生 理由・・・・
などですね。
4、大好きな場所や行きたい場所は?
記憶をたどり、大好きだった場所を思い出していきます。
子供の頃に遊んだ公園や、学生時代に旅行をした国。
おばあちゃんの家の庭。
色んな場所を思い出して、各時代について書きます。
5、やって楽しかった習い事や学習したことは?
これまでしたことのある習い事や、学んだことについて思い出していきます。
辛かったことや、嫌々やっていたことは除きます。
そうではなく、やっていて楽しかったことについて書きましょう。
また、将来やってみたい習い事、学習したいことについても書きましょう。
6、楽しかった創作活動は?
創作活動、といってもどんなことでも良いです。
必ずしも立派な作品とか、何かを生み出したということでなくても良いです。
ちょっとした料理かもしれませんし、粘土で作った動物かもしれません。
工作や絵画、料理、あるいは、新たな分析手法なんかでも良いでしょう。
7、楽しかった仕事や活動は?
社会人になってからの仕事だけではなく、学級での役割や地域での役割、家庭での手伝いも含みます。
そうした仕事や活動で、楽しかったことについて書いていきます。
8、楽しかった思い出は?
人生を振り返り、「楽しかったなー!」と思う思い出を書いていきます。
これまで書いてきた他の項目と同じような内容、重複する内容になってしまっても構いません。
小さなことでも大きなことでも構いません。
誰と、どこで、何をして、どんなふうに楽しかったか。
じっくり思い出して書いていきます。
9、印象に残っている、じんわりくる思い出は?
8の質問はどちらかというとアクティブで明るい思い出が多いんじゃないでしょうか。
それに対して、こちらの項目は、印象に残っている、しっとりした、じんわりくるような思い出があれば書いていきます。
何かしら、印象に残る思い出があるんじゃないでしょうか。
一人で静かに海辺で読書をした思い出や、悲しい時に友人と二人で静かに過ごした記憶なんかもあるかもしれません。
これまでの9つの質問の答えから、好きなことを見つける方法
さて、じっくりと時間をかけて、書いてみましたでしょうか?
ここで、すごく短時間で書いてしまうより、じっくり時間をかけて書いてみることをおすすめます。
9つの質問について、書くことが出来たら、いよいよ好きなことを見つけていきます。
まず、書いた答えを目で追っていき、何度も出てくる言葉、強く惹かれる言葉、なぜか気になる言葉を、マーキングしていきます。
丸で囲んだり、マーカーで塗ると良いでしょう。
次に、そうした言葉を抜き出し、別の紙に転記して、出てきた回数を数えます。
一通り書き終えたら、言葉と、その回数を見渡してみましょう。
中には、似たような言葉がいくつかあるんじゃないでしょうか?
似たような言葉が出てきたら、共通する「少し上の概念の言葉」に置き換えていきます。
例えば、「海の近く」「ビーチ」「潮風」などの言葉は「海辺」に置き換える感じです。
その場合、それぞれの回数を合算します。
ただし、あまりに抽象度が高い言葉にしてしまうと、元の意味が薄れてしまうので、適度なレベルにしておきましょう。
こうしてできた「好き」の言葉について、数の大きいものから順に並べて、上から最大で17個のリストを作ります。
これが「好きなこと」のリストです!
まだ単語に過ぎないかもしれませんが、9つの質問への答えで出てきた動詞や思い出を拾っていけば、「好きなこと」を明文化できます。
例えば、「海辺でゆっくりと過ごすこと」などです。
まとめ
今回は、【好きなことを見つける方法】として、9つの質問に答えることで好きなことが見つかる方法をお伝えしました。
そもそも、好きなことがない、好きなことがわからない理由は、単に思い出せないとか、自分の気持ちに蓋をしてしまっていることだったりするんですよね。
なお、今回ご紹介した9つの質問は、僕が実際にやってみたソース・セルフスタディ・キットを参考にして書きました。
これ、自分の「好きなこと」「ワクワクすること」を発見できる、とても貴重なワークブックです。実際にやってみた感想をまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
では!