【続編】繰り下がりのある引き算(筆算)の教え方

引き算の教え方

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こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!

以前書いた、

子供が5分でマスターする!繰り下がりのある引き算の教え方

という記事に対して、嬉しいコメントを頂いています。

ありがとうございます!!

そのコメントの中で、

「4111-3169」の場合はどうやって解き方を教えれば良いでしょうか?

というご質問を頂いていたのですが、ご回答・お返事がとても遅れてしまいました・・・。

申し訳ありません!!

そんなわけで今回は、ピンポイントで

4111-3169について、子供がすぐにマスターできる解き方と教え方をご紹介していきたいと思います。

なお、そもそもの前提となる繰り下がりのある引き算の解き方、教え方については、

子供が5分でマスターする!繰り下がりのある引き算の教え方

をご覧ください。

では、早速いってみましょう。

4111-3169の解き方と教え方

4111-3169画像1

筆算で書くと、このようになりますね。

子供がつまづいてしまうポイントは、上段の数字のほうが下段の数字よりも小さいため、どうしたら良いのかわからないという点ですね。

これを、理論理屈はいったん置いといて、シンプルに解き方をマスターしてしまおう、というのが前回の記事でも書いた考え方です。

さて、この式の場合の解き方・教え方もまったく同じで、

①上段の数字のほうが下段の数字よりも小さい場合は、左隣の数字を一つ小さくする

②下段の数字を10から引く(10-下段の数字)

③引いた答えに、上段の数字を足す

という方法でクリアすることができます。

まずは一の位からやっていきましょう。

一の位は、上の段が1で、下の段が9。なので、このままでは引くことができません。

なので、①の手順にのっとり、左隣の数字を一つ小さくします。

この場合は0になりますね。

4111-3169画像2

次に、②の手順にのっとり、10から9を引くと1。

③の手順にのっとり、出た答えの1に上段の数字の1を足すと、2となります。

4111-3169画像3

このように、一の位の答えが出ました。

以降もまったく同じ手順で答えを出していくことができます。

十の位に移っていきましょう。

0から6は引けないので、①の手順で左隣の百の位の数字を一つ小さくします。

4111-3169画像4

この場合は百の位の数字がまたもや0になりました。

②の手順にのっとり、十の位は、10から6を引いて4。

③の手順で上の数字を足しますが、上は0なので、足しても4です。

4111-3169画像5

百の位にいきましょう。

同様に①の手順でこうなります。

4111-3169画像6

②③の手順で、こうなります。

4111-3169画像7

千の位をみてみると、上段3と下段3なので、引いても0ですね。なので、千の位は無しということになります。

よって答えは942となります。

具体的に4111-3169の解き方とその教え方についてご質問をいただいたので、今回、解説させていただきました!

いかがでしたでしょうか?

お役に立てれば幸いです!!

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2018.12.02

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6 件のコメント

  • 実は昨晩、ふっと思い出してサイトを見たら返事が載っていて驚いたんですよ! まさか、答えてもらえるとは! しかも、今答えが来ているとは感動ですㅠㅠ
    仕事が終わってからゆっくり見てみます。私が数学音痴なので子供にイラつくと分かったので、本当にありがたいです。(昨晩見たバナナの記事ですが、3センチ位スライスして凍らせ牛乳と好みでお砂糖を入れてミキサーにかければバナナシェークになりますよ。)

    • ぜひぜひじっくり読んでみて下さい!

      なるほどバナナシェークですか!!
      ・・・そういえばミキサーが無いです・・・。暖かくなる前にミキサー欲しくなりました!

      • じっくり読んでみました。
        結局、私が教えてもらいました。
        ありがとうございました。
        こんな何でもない質問にブログを更新して返答して頂けて感動です。海外に住んでいるのですが、恐ろしく教育熱の高い国で塾に通わせるには費用も高く、教育ママスタイルでもないので、自分が数学を教えられないのが問題であるのがはっきり分かってしんどかったのです。学習面の成績や結果よりも自分の成長と子供との良い関係を築けたらいいなーなんて思った時に、こちらのサイトに辿り着きました。ちょっと感激です。では ^^♥

        • お子さんに理解してもらえて良かったです!
          子どもの飲み込みは早いですからねー!
          コメントをもらえるととても励みになります!
          記事更新がなかなか出来ていませんが、今後もよろしくお願いします!

  • 前回の記事で0が2回続く時前の前から持ってくるのは分かったみたいでしたが

    「前の前の数字はなぜ1回しか減らないの?」

    と言われました(^_^;)

    なんて説明したら良かったのでしょうか?

    • コメント&ご質問ありがとうございます!
      そして返信が遅れて申し訳ありません!

      シンプルな回答の仕方(教え方)としては、
      前の前から持ってくるという風に考えるのではなくて、
      (この記事ではそんな風に読めてしまいますね・・・すみません)
      ・左の数字(例えば10の位)を一個減らしたいときに、そこ(10の位)が0の場合は9にして、さらにその左(100の位)を一個減らす
      ・ところがそこ(100の位)も0だったら、その左(1000の位)から一個減らす
      という風に教えてみれば良いのでは無いでしょうか?

      答えになっていますか・・・・?

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