こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
なぜ数学を勉強するのか。なぜ数学を学ばなくてはならないのか。
もし、子供にそう聞かれたら、
「数学の勉強を通じて伸ばせる能力、思考力に極めて高い価値があるからだ」と答えるべきでしょう。
僕自身はそう信じているし、自分の息子にも近々伝えようと思っているからです。
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数学そのものを直接使う場面は、一般的にはあまり無い
小学校の算数レベルは、ごく日常生活でも使うものです。
例えばお金の計算だとか、そうした場面で普通に使いますよね。
中学に入ると算数から数学になります。
一次方程式、二次方程式、証明問題。
高校にもなれば、さらに高度な数学を学んでいきます。
ぶっちゃけ、学んだことを直接的に使う場面は、将来の日常生活においてはほぼ無いです。
仕事においてはどうか、というとこれも無いです。
もちろん、そのまま理系のキャリアを積んでいく人は別として。
理系の大学、大学院を出てエンジニアになったり技術職に進んでいく人にとっては、仕事でも数学を直接使うことになるでしょう。
でも、文系大学に進んで、やがて事務職や営業職など、いわゆる理系以外にの仕事に就くのであれば、直接使うようなことはほぼ無いです。
営業で二次関数や因数分解を使う場面とかは、考えにくいです。
せいぜい、製品の試験データの見方を理解したりするときに、ちょっと使うくらいです。
では、なぜ文系に進む子でさえ、数学を学ぶ必要があるのでしょうか?
なぜ理系に進もう!と決めている子以外の子も、数学を学ぶのでしょうか?
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数学を勉強する理由とは何か
それは、最初に伝えたように、数学の勉強を通じて伸ばせる能力、思考力に極めて高い価値があるからです。
論理的思考力
問題解決力
思考のプロセス
こうしたものというのを身につけるには、おそらく数学が最適だし、数学以外では身につかないのではないかとさえ思います。
脳は、ある思考回路をする訓練をすると、その思考回路がつながるようにできているようです。
ロジカルな思考をすれば、ロジカルな思考の回路がつながるはずです。
そして、論理的思考力、問題解決力などは、数学を通じて身につけることができるし、飛躍的に鍛えることができます。
筋トレやスポーツの練習と同じです。
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役に立たない勉強なんて無い
数学に限らず、勉強することの意義や理由はここにあります。
その教科の内容そのものが直接将来役に立つかどうか、というのは表面的な評価基準です。
例えば社会だってそう。
歴史や地理、政治など、詳しく憶えているかどうかはあまり関係ないかもしれません。
むしろ、歴史を大きな流れで捉えるセンスであったり、世界を俯瞰して眺める視点などを身につけるということのほうが、大事なことだと思います。
こうして考えていくと、役に立たない勉強なんて無いのです。
数学だけではなく、そもそも教科全部に言えますが、「なぜ勉強をするのか?」という疑問はすごく大事で、その問いかけを丁寧に、大事に考えてあげたいところですね。
まとめ
僕は大学では思いっきり文系の学部を出ているので、大学では全く数学を学んでいません。
ですが、高校までは数学が大好きでした。性分でしょうか。
今、上の息子は中学生。数学を学ぶことにどうも疑問を抱いているようなので、近いうちにこの話をしたいと思います。