人事異動を断るなら覚悟が必要。価値観と照らしあわせて決断しよう。

人事異動について悩む男
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サラリーマンであれば、人事異動は避けられませんよね。

希望していた部署や職種への異動であれば言うことなしですが、世の中そんなにうまい話ばかりではありません。

希望とは違う部署への異動だって、当然ながらあるわけです。

今回の記事では、そんな時の対処方法、決断方法、どうしてもやむを得ない場合の断り方といったものを書いていきたいと思います。

人事異動が決められていくプロセス

ここらへんの話は、すでに会社に勤めてそこそこ年数が経っている人はご存知の話だし、今更・・・という感じなんですが、せっかくなんで触れておきます。

また、ここで述べている背景やプロセスは、あくまで僕が知っている範囲での一般的な流れです。色んな業界の人の話からもこんな感じです。

ある程度の規模の企業であれば、人事異動の背景には色んな理由があるし、沢山の人が関係して行なわれるものなんですよね。

人事異動が行われる理由としては、単純に定期的なジョブローテーションの一環だったりする場合もあれば、新組織の発足のためだったり、不足人員への補充だったりなどが主なものとして挙げられますよね。

あるいは、そもそも自分が申告した希望がきっかけになっていたり。

そして、当たり前と言えば当たり前ですが、その実質的な決定権は人事部そのものというよりは、各現場のトップや経営トップにあります。

それは営業部門のトップだったり、経営企画部門のトップだったり、その異動に直接関係する部門のトップということです。

「うちにA君が欲しい」

「うちはB君が抜けるから、C君みたいな奴がほしい」

「Dを出すからEをくれ」

「F君がこういうことをやりたいと言っている」

こうした調整がおこなわれ、決められていきます。

いわゆる「一本釣り」だったり、「交換」だったり。

これが人事異動の決まっていくプロセスです。

異動が本人に伝えられるプロセス

次に、こうして決まった人事異動がどういう風に本人に伝えられるかを順を追ってみていきます。

まず、先ほどの政治的な調整が一段落した仮決定段階で本人にヒヤリングや打診が行なわれることがあります。

ちなみにこうしたヒヤリングや打診があるのであれば、比較的従業員に温かい会社だと言えるんじゃないかと思います。

そして、発令日より少し前に、「内示」が行なわれます。これは大体組織長がするもの。

この時点では、もう全社的に人事異動の調整が終わり、決定している段階ですね。

事実上の人事発令と同じで、「何月何日付で、こういう異動になるから」という通達がなされます。

こうして異動日に発せられるのが人事発令

この段階まで来ていたら、これを拒否することは一般的には難しいと言われています。

会社の命に背いたということになるからです。

一般的にはね。

希望と違う人事異動への対処方法と誠意ある断り方

こうしたことを踏まえ、理解しておかなくてはならないのは、異動を断る場合は、あなたの評価には思った以上に大きく影響を及ぼす、ということです。

なので、そういう意味ではその覚悟を持っておく必要があります。

(ちなみにここで言う「断る」というのは、基本的には「事前の打診段階」までの話です。 内示段階まで来てしまった場合は、よほどの事情がない限り、会社員ですから従うしかないでしょうねえ。まああくまで事情によりますが。)

異動が自分の希望とは違った場合でも、その異動によって得られるキャリアアップの可能性と、異動によって発生してしまう問題とを天秤にかけて、よくよく比較検討する必要があります。

その結果、どうしても異動するわけにはいかないのであれば、きちんと誠意を持って、再考してもらえるように、しかるべき相手に伝えるべきです。(例えば家庭の事情でどうしても転勤や単身赴任が難しい、など)

余計なテクニックを使ったりせず、率直に、正直に、伝えるのが一番なんじゃないかなあと思います。

一方的な、短絡的な理由ではなく、家族の事情などのきちんとした理由があれば、聞き入れてくれる可能性も少なくないです。

また、異動を断るだけではなく、「こういうことがしたい」という前向きな姿勢を伝えることも重要かもしれません。

価値観を明確にしておいたほうが良い

これは人事異動に限った話では無いんでしょうが、自分の価値観を明確にしておいたほうが良いです。

あ、なんかカッコイイこと言っちゃって若干の恥ずかしさがありますが、続けます。

なぜなら、価値観が定まっていないと、自分の意志を決定できないからです。

例えば、仮にあなたが家族持ちで、もし転勤を伴う異動の打診があったとしましょう。

もし、「今勤めている会社で出世していくことが一番大事」という価値観なのであれば、どこへでも異動して行けば良いでしょう。

でも、「家族との時間を大切にする」という価値観を持っているのであれば、ひょっとするとその転勤の打診を辞退するということを真剣に検討するかもしれません。

検討の結果、異動の打診を断るという選択をとることだって、場合によってはあり得るでしょう。

まとめ

決定段階まで来てしまった人事異動の話を覆すことは難しいです。

幸いにも打診という形で話が来たなら、しっかりと自分なりに意思を持って回答をしたいですね。

決断力をつけるには?最良の方法は「断つものを決めること」

2016.06.29
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